30~40代男性500人にアンケート調査!

資産運用「してる組」「してない組」の差は17万円!?

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資産運用「してる組」「してない組」の差は17万円!?

年間貯蓄額17万円差が10年、15年と積み重なると…。将来を考えさせられる
写真:bee / PIXTA(ピクスタ)

一説によれば、3000万円必要ともいわれる老後資金。豊かな晩年を送るためには、若いうちから考えておきたいところ。とはいえ、貯金を続けても金利は微々たるもの…。それならば、資産運用を始めてみるのもアリかもしれない。そこでみんなの資産運用状況を知るべく、30~40代の男性会社員500人にアンケート調査を行った。(東証マネ部!・R25調べ/協力:アイリサーチ)

〈あなたは現在、資産運用を行っていますか?〉

・行っている 305人(61.0%)
・過去に行っていたが、現在は行っていない 22人(4.4%)
・行っていない 173人(34.6%)

資産運用経験者は半数以上という結果に。意外に多くの人は、将来に向けて行動を始めているのだ。少数派となった資産運用を行っていない人たちに、踏み切れていない理由を聞くと、以下のような結果に。

〈資産運用を行っていない理由TOP5〉

※最も共感できる理由の上位3つを回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで集計
1位 お金が減るリスクが怖いから 384pt
2位 投資に回すお金がないから 296pt
3位 運用する必要性を感じていないから 151pt
4位 仕組みが難しそうだから 72pt
5位 自分には関係ない事柄だと思っているから 62pt

トップになったのは、投資のリスクを懸念する声。次いで多かったのは、資金不足を理由に挙げる回答だ。未経験者からはリスクを心配する声が多く挙がったが、やはり損するものなのだろうか? 経験者に、実際にはどのくらいの損益が出ているのか、直近1年間の運用結果を聞いてみた。

〈直近1年間での資産運用による損益〉

資産運用「してる組」「してない組」の差は17万円!?
【平均】+28.5万円
・+300万円以上 3.3%
・+100万~300万円未満 8.6%
・+10万~100万円未満 25.7%
・+1万~10万円未満 16.5%
・±0 25.1%
・-1万~-10万円未満 6.4%
・-10万~-100万円未満 9.2%
・-100万~-300万円未満 3.1%
・-300万円以上 2.1%

平均すると、なんと+28.5万円に。なお、利益・損失の割合は、プラスが54.1%、プラスマイナスゼロが25.1%、マイナスが20.8%という結果となった。利益最高額は1500万円(48歳)、損失最高額は2000万円(49歳)。ここまでくるとリスクを感じざるをえないが、安全性に注意していれば、資産が減るリスクに過度に怯える必要はないかもしれない。

では、いくら程度から投資を始めるべきなのだろう? 運用者が多かった「株式投資」「投資信託」「定期預金」の3項目に絞り、それぞれ初期投資額も聞いてみた。

〈資産運用を開始した際の金額〉

【株式投資】(N=125)
・1万円以上3万円未満 6.4%
・3万円以上10万円未満 4.0%
・10万円以上20万円未満 15.2%
・20万円以上50万円未満 14.4%
・50万円以上100万円未満 18.4%
・100万円以上 41.6%

【投資信託】(N=37)
・1万円以上3万円未満 16.2%
・3万円以上10万円未満 13.5%
・10万円以上20万円未満 8.1%
・20万円以上50万円未満 5.4%
・50万円以上100万円未満 13.5%
・100万円以上 43.2%

【定期預金】(N=107)
・1万円未満 0.9%
・1万円以上3万円未満 4.7%
・3万円以上10万円未満 2.8%
・10万円以上20万円未満 29.0%
・20万円以上50万円未満 7.5%
・50万円以上100万円未満 11.2%
・100万円以上 43.9%

どの運用方法も「100万円以上」を挙げる人が最も多くなったものの、特に【投資信託】は少額からスタートする人も少なくない。とはいえ、比較的金銭に余裕がある人が多い印象は否めない。もしかすると、実践者・未経験者の給与額の差が大きかったりして…? 年収・資産額・毎年の貯蓄額を、資産運用の経験別に調査した。

〈年収〉
・実践者 平均591万1500円
・未経験者 平均486万5300円

〈資産額〉
・実践者 平均1263万400円
・未経験者 平均433万1800円

〈毎年の貯蓄額〉
・実践者 平均60万3400円
・未経験者 平均43万4600円

給与額に関しては、現在運用している人と未経験者では約105万円の開き。資産額に関しては、差額約830万円とかなりの差がある。さらに毎年の貯蓄額は、年間約17万円の差が…。純粋に給与水準の差、といえなくはないが、毎年の運用分が資産額に直結していると考えることもできる。

将来への不安は誰しも覚えるもの。給与の余剰は人によってまちまちだろうが、備えをしておく必要は絶対にあるのだ。将来の安定に備えて、自分なりの資産運用を検討してみてはいかがだろうか。

(児玉裕紀/verb)

記事提供/『R25』