利益・損失の原因は何にある…?

【調査】個人投資家「勝ち組」比率は●%超!?

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【調査】個人投資家「勝ち組」比率は●%超!?

リスクが高いイメージのある株式投資。その実態は…?
写真:bee / PIXTA(ピクスタ)

将来への不安にかられて、株式投資を始めようと思っても、やっぱり気になるのは「お金を失うリスク」。“怖い”というイメージが先行し、一歩を踏み出せないという人もいるだろう。そこで、個人投資家200人(3年以上株式投資を行っている20~40代男性)にアンケート調査を実施(R25調べ/調査協力:アイリサーチ)。ぶっちゃけ、利益・損失、どちらが多いのだろう?

〈これまでの株式投資で利益・損失どっちが多い?〉

・利益の方が多い 92人(46.0%)
・損失の方が多い 59人(29.5%)
・ほぼ、プラスマイナスゼロ 49人(24.5%)

「利益の方が多い」と答えた人が約半数の46%と、“勝ち組”への道は、さほど狭き門ではないのかも! せっかく投資をするなら、ぜひ利益を得たいところだが、“勝ち組”と“負け組”はそれぞれどんな勝因・敗因があるのだろう?まずは、参考にしたい“勝ち組”の意見を見ていこう。

■利益の方が多い“勝ち組”の意見
「アメリカ大統領選の影響」(32歳)
「リーマンショックや東日本大震災発生時に仕込んだ銘柄が高騰し含み益となり利益が出たから」(35歳)
「アベノミクスで利益が出た」(40歳)

と、景気の上がり下がりを上手に掴んで利益を上げた人も少なくないが、

「長く持っていればそれなりの利益を生む」(37歳)
「長期保有で株主優待を貰う予定なのであまり株価を気にしていない」(37歳)
「長期保有し配当を得ることを目的としている」(41歳)
「割安な時に仕込んだ株を長期で保有している」(47歳)

など“長期保有”を勝因に挙げる声も目立つ。短期的な売買益で儲けるのではなく、株を保有して毎年配当金を受け取る、いわば株主本来の姿といえるだろう。株価の動向を常にチェックする必要がなく、優良銘柄を適正株価以下で取得できれば、大きな成果が得られる可能性があるのも“長期保有”のメリットだ。ただし、銘柄の選択を誤ったり高値でつかんだりした場合は、長期間、“塩漬け(売るに売れない状態)”になる危険性もあるため、銘柄は慎重に選んだ方が良さそうだ。

では一方で、“負け組”の敗因とは?

■損失の方が多い“負け組”の意見
「一点買いで勝負し、敗北」(38歳)
「読みが外れてしまったから」(37歳)
「適当にやっているし、勉強が足りない。また、一喜一憂しているため」(41歳)
「短期的にみてしまう」(39歳)
「下がったときに我慢しきれずに売ってしまった」(44歳)

など、長期保有で気長に構える人の多い“勝ち組”と対照的な意見が多かった。手法として投機的運用がマズイ、と言い切ることはできないが、少なくとも投資初心者はヤケドの危険性が高いだろう。

なお、今回のアンケートでは、“勝ち組”(92人)の平均利益は311.3万円、“負け組”(59人)の損失平均は188.9万円という結果に。対象者に年齢と運用歴に差があるため、一概に言えないが、長い目で見てコツコツ増やしていけば、将来が明るくなってくるかも。

これから株式投資を始めようと思っている人は、今回のアンケート結果を、参考にしてみてはいかが?
(村部春奈/H14)

記事提供/『R25』