日経レバ、知ってるつもり?

四季報オンライン「ETF/ETN」情報が大幅拡充

提供元:会社四季報オンライン

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「1つのカゴに卵を盛るな」を実践するためにETF・ETNは便利(写真:ilm1254 / PIXTA)

「1つのカゴに卵を盛るな」を実践するためにETF・ETNは便利(写真:ilm1254 / PIXTA)

会社四季報オンラインでは20日より、ETF・ETNページに表示される情報を大幅拡充しました。

ETFとは上場投資信託(Exchange Traded Fund)、ETNとは上場投資証券(Exchange Traded Note)のことで、株と同様に証券取引所で売買できます。2017年6月時点で、東京証券取引所には、ETFが210銘柄、ETNが24銘柄上場しており、海外市場の指標に連動するものから、金や原油価格に連動するものまで、その種類は多岐に渡っています。

ETF・ETNと聞けば、連日売買代金トップ5にランクインする「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動投信」(1570、日経レバ)が頭に浮かぶ方も多いでしょう。

ここで問題です。


トランプラリーの起点となった2016年11月第2週(7~11日)の日経平均株価と日経レバの終値は表①の通りでした。

日経平均株価はトランプ氏の優勢が伝わった11月9日は前日比919円(-5.36%)の大幅安、翌10日は新政権の政策期待で1092円(6.72%)の大幅高となる荒っぽい値動きの週でした。

問題のように、11月7日から10日までの3日で比較してみたのが表②です。11月7日と10日を比べると日経平均株価は0.97%(167円)の値上がりでした。

日経レバは日経平均株価の前日比の値動きの2倍になるように設計されています。ですが、実際には「1.10%」しか値上がりしておらず、「0.97%」の2倍である「1.94%」(229円)高からは「-0.85%」(-99円)の乖離が生じています。

表③を見てください。前日比ではほぼ2倍の動きとなっていることが見てとれます(○部分)。一方、比較する期間を3日前比にすると変動率は乖離が大きくなります(×部分)。これは3日でも1週間でも1カ月でも同じです。つまり、日経レバは常に「前日比の変動率」のほぼ2倍の値動きとなります(実際は需給や値幅の影響などで完全には一致しません)。

このように値動きが荒い期間や長期間になればなるほど、日経平均株価と日経レバの乖離は大きくなり、「日経レバは長期保有向きではない」といわれるゆえんです。

ということで、問題の答えは「×」です

銘柄ページはさまざまな情報が追加された

情報が充実したETFページ。日経レバの特長も【特色】欄にバッチリ

情報が充実したETFページ。日経レバの特長も【特色】欄にバッチリ

拡充されたETF・ETNページには特色や概要で複雑なETF・ETNの仕組みを詳しく説明していますので、新しくETF・ETNに投資を考える際に最適です。

また、ETFページには直近の分配金額や分配金支払基準日などの分配金情報と分配金利回り、信託報酬や純資産額など投資をするうえで欠かせない情報もチェックできます。

ポートフォリオの分散を図り、リスクを減らすために欠かすことのできないETF・ETNの銘柄選びに新しくなった銘柄ページをご活用ください。

ETF活用術の一例は「相場が下落しても儲ける方法」でも紹介しています。

 

(会社四季報オンライン編集部)

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