妻が100%握る?半々?それとも、夫が管理?

【妻の本音】財布の紐を握るのは…夫婦のお財布事情

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独身時代は、自分で稼いだお金を自分の好きなように使うことができたはず。だけど結婚し、家庭を持つと、そういうわけにもいきませんよね…。夫婦のどちらがお財布の紐を握るのか、というのもまた悩ましい問題。

そこで、夫婦のお財布事情を探るべくアンケート調査を実施しました(調査対象:全国の20~40代の既婚男女200名 調査方法:6月24・25日 インターネット調査 協力:ネオ・マーケティング)。

「共同財布・口座」派が多数! 約3割は「別々」派

まずは、食費や光熱費など家庭としての出費の出どころを探るため、以下の質問をしてみました。

Q1. あなたのご家庭の家計についてお聞きします。以下からあなたのご家庭にあてはまるものをお答えください(単一回答・男女)

1位:共同の口座や財布を作って一元管理。家庭の出費はそこからすべてやりくりする 69.5%
2位:お財布は夫婦完全に独立で、どちらがどのくらい支払うか特に取り決めはない 10.0%
3位:お財布は夫婦完全に独立で、夫婦で半額ずつ負担する 9.5%
4位:お財布は夫婦完全に独立で、夫婦の給与額に応じて家計の負担額を分けている 5.5%
5位:お財布は夫婦完全に独立だが、光熱費担当、家賃担当など出費別に担当が決まっている 4.5%
6位:その他 1.0%

1位は「共同の口座や財布を作って一元管理」というご家庭で約7割が回答。20代・30代・40代どの世代の回答を見ても、ほかの項目に大差をつけて圧倒的に多い回答でした。

しかし、20代は77.8%、40代は72.7%と、7割以上が回答しているのに対し、30代は59.2%とやや少なめ。

一方で、「お財布は夫婦完全に独立で、夫婦で半額ずつ負担する」の項目では、20代は6.3%、40代は7.6%といずれも10%を下回っていますが、30代は14.1%と約2倍。ここでも、30代のみ少し違った傾向が見られました。

財布の紐を握るのはやはり“妻”?

家庭の出費の出どころがわかったところで、次は妻と夫では「どちらが財布の紐を握っているか」また、「そのバランス」も聞きました。

Q2. あなたのご家庭の財布の紐を握るのは、夫と妻どちらだと感じますか。あなたのご家庭のバランスをお答えください(単一回答・男女)

「夫100%」 13.0%
「夫80%:妻20%」 16.0%
「夫60%:妻40%」 6.0%
「夫50%:妻50%」 17.5%
「夫40%:妻60%」 5.0%
「夫20%:妻80%」 13.5%
「妻100%」 29.0%

もっとも多かったのは、「妻100%」。次いで、「夫50%:妻50%」が17.5%で2番目に高い結果に。夫が優勢(夫が60%以上の家庭の合算値)という家庭はわずか35.0%でしたが、妻が優勢(妻が60%以上の家庭の合算値)という家庭は47.5%。財布の紐を握るパワーバランスは、夫よりも妻のほうが強いようです。

続けて、Q3. 前問でお答えいただいたあなたのご家庭の「財布の紐」バランスについて、あなたの満足度にあてはまるものをお答えください(単一回答・女性)と聞いてみると、「とても満足している」(21.0%)、「まあまあ満足している」(47.0%)の合計は68.0%。一方、「あまり満足していない」(21.0%)、「とても不満である」(11.0%)の合計は32.0%。

男性100人の回答を見ると、「満足している」派は79.0%で、「満足していない」派は21.0%だったところを見ると、妻のほうが現状のパワーバランスに不満を抱いている割合が高いといえそうです。

夫と妻、どちらがお金の管理能力がある?

夫婦のお財布事情では、どちらが財布の紐を握るかということももちろん重要ですが、パートナーの金銭感覚やお金の管理能力という点も気になるところ。

そこで、このような質問を投げかけてみることに。

Q4. 夫婦のお金の管理能力についてお聞きします。あなたは夫(妻)のお金の管理能力をどう評価していますか。あてはまるものをお答えください(単一回答)

▼夫の妻に対する評価
かなり管理能力があると思う 26.0%
まあまあ管理能力はあると思う 47.0%
あまり管理能力はないと思う 23.0%
まったく管理能力はないと思う 4.0%

▼妻の夫に対する評価
かなり管理能力があると思う 17.0%
まあまあ管理能力はあると思う 34.0%
あまり管理能力はないと思う 30.0%
まったく管理能力はないと思う 19.0%

男性の場合、妻にお金の管理能力が「ある」と感じているのは、73.0%とわりと高ポイントでしたが、反対に夫にお金の管理能力があると感じているのは、51.0%…。

一概にはいえませんが、多くの男性が、「妻のほうが自分よりもお金の管理能力は高い」と感じている様子。そう考えると、妻が財布の紐を握るというのは、夫の立場からは自然なことなのかも。

一方で妻からすると、現状の財布の紐のバランスは夫ほど満足しておらず、夫のお金の管理能力に対してもそこまで評価していないという結果に。妻にしてみれば「夫がもっとお金の管理をできるようになって、家計の管理に協力して欲しい」という気持ちがあるのかもしれません。

どちらが財布の紐を握るのかというのは、将来の生活にもつながっていく問題。家計の管理がきちんとできていれば、子どもの教育資金や老後の資金の管理に関しても、安心できるというもの。

お金の問題は、“今だけ”よければそれでいいということではありません。これを機に、夫婦のお財布事情を振り返ってみたり、将来に備えて資産運用を検討したり…夫婦で協力して取り組めるように話し合ってみるといいかもしれませんね。

(明日陽樹/考務店)