新規上場ETF・ETNの横顔

2017年10月11日上場

1660:MAXIS高利回りJリート上場投信

提供元:三菱UFJ国際投信

TAGS.

New Release Latest Brand Update Concept2017年10月11日に「MAXIS高利回りJリート上場投信(銘柄コード:1660)」が新規上場することから、この新しいETFの組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

新しいETF組成の思い

2001年9月に東京証券取引所に2つの銘柄が上場して誕生したJリート市場は、その後拡大を続けており、2017年8月末時点で銘柄数は58、時価総額は11.4兆円を超える規模にまで成長してきました。

これまでに上場されているJリートETFは、東証REIT指数に連動するETFだけでした。そこで、予想分配金利回りの高いJリート銘柄を選定して投資を行うETFを組成することで、投資家の皆さまへ新たな投資機会を提供したいと考えました。

新しいETFの特徴

そこで、2017年10月11日に新しいETF、「MAXIS高利回りJリート上場投信(証券コード1660)」を東京証券取引所に上場いたします。このETFは、「野村高利回りJリート指数」の値動きに連動する投資成果をめざします。

連動する指数の特徴

上場している全てのJリートの中から低流動性銘柄を除き、予想分配金利回りの高い銘柄を厳選する指数で、30~40銘柄が選定されます。予想分配金利回りと時価総額を基にウエイト付けを行ない、年1回の頻度で入れ替えが行われます。

高利回りに重きをおいて銘柄の選定を行っていることもあり、分配金利回りは4.52%と、TOPIXの1.94%、東証REIT指数の3.89%と比較して高くなっています(2017年8月末基準)。

(出所)野村證券株式会社、Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(基準日)2017年8月末時点
・高利回りJリートは、2017年9月月初時点構成銘柄について8月末時点のデータを用いて野村證券株式会社が作成した数値です。
・J-REIT、高利回りJリートと株式は分配金(配当)利回り、債券は最終利回りです。分配金(配当)利回りとは、1株当たり年間分配(配当)金を株価で除した値です。年間分配(配当)金が変わらない場合でも株価が上昇/下落すれば分配(配当)利回りの低下/上昇につながります。
・各資産は為替やその他の特性を考慮しておらず、利回りだけで単純に比較できるものではありません。
・上記は指数を使用(国内債券は日本の10年国債)しています。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

 

パフォーマンスの特徴

Jリート市場は、不動産市況の改善とそれに伴う賃料上昇などにより、EPS(1口当たり利益)の堅調な成長が予想されています。実際、都心部のオフィスの空室率は足元3%台と低水準であり、賃料も2014年以降上昇基調が続いています。

そうした中で、高利回り銘柄のパフォーマンスは堅調であり、野村高利回りJリート指数のJリートに対する累計超過リターンは、2009年6月以降上昇しています。

(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(期間)2014年末~2019年末、2017年末以降はBloomberg予想値
・上記は指数を使用しています。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

 

投資家の皆さまへ

現在上場しているJリートの最低売買単位の平均は20万円超(2017年8月末時点)と、相応に高い水準になっています。一方、当ETFは当初1万円程度で売買することが可能であるため、比較的手軽に不動産投資をすることが可能です。また、当ETFが連動を目指す指数は、予想分配金利回りの高いJリート銘柄に集中投資する特徴を有しており、既存のJリートETFよりも比較的高い分配金利回りを獲得することを期待しています。

当ETFに加え、既に上場しているMAXIS Jリート上場投信(証券コード1597)を合わせた2種類のJリートETFを、投資家の皆さまそれぞれの投資ニーズに合わせてご活用頂ければ大変幸いです。

MAXIS高利回りJリート上場投信(銘柄コード:1660)の概要

出典:ETFパンフレット(東京証券取引所)
出典:ETFパンフレット(東京証券取引所)

 

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
<国内株式:東証株価指数(TOPIX)>
東証株価指数(TOPIX)とは、東京証券取引所第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数で、わが国の株式市場全体の値動きを表す代表的な株価指数です。同指数に関する知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。
 <J-REIT:東証REIT指数>
東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場している不動産投資信託証券全銘柄を対象として算出した指数です。各指数に関する知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。
<高利回りJリート:野村高利回りJリート指数>
野村高利回りJリート指数の知的財産権およびその他一切の権利は野村證券株式会社に帰属します。なお、野村證券株式会社は、野村高利回りJリート指数の正確性、完全性、信頼性、有用性、市場性、商品性および適合性を保証するものではなく、野村高利回りJリート指数を用いて運用される当ファンドの運用成果等に関して一切責任を負いません。
<先進国債券:シティ世界国債インデックス(除く日本)>
シティ世界国債インデックス(除く日本)とは、Citigroup Index LLCにより開発、算出および公表されている、日本を除く世界主要国の国債の総合収益率を各市場の時価総額で加重平均した債券インデックスです。
<新興国債券:JPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド>
JPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイドとは、J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーが算出し公表している米ドル建ての新興国国債および国債に準じる債券のパフォーマンスを表す指数で、指数構成国の債券発行残高に応じて構成比率を調整した指数です。免責事項等については、委託会社のホームページ(http://www.am.mufg.jp/other/disclaimer.html)でご確認ください。
<先進国株式:MSCI コクサイ インデックス>
MSCI コクサイ インデックスとは、MSCI Inc.が開発した株価指数で、日本を除く世界の先進国で構成されています。
<新興国株式:MSCI エマージング・マーケット インデックス>
MSCI エマージング・マーケット インデックスとは、MSCI Inc.が開発した株価指数で、世界の新興国で構成されています。各指数に対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。
用語解説

"※必須" indicates required fields

設問1※必須
現在、株式等(投信、ETF、REIT等も含む)に投資経験はありますか?
設問2※必須
この記事は参考になりましたか?
記事のご感想や今後読みたい記事のご要望などをお寄せください。
(200文字以内)

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy and Terms of Service apply.

注目キーワード