恋愛と株式投資のセオリーは同じ

恋も株もズルズルは禁物! 別れどきのポイントは魅力がなくなったとき

提供元:Mocha(モカ)

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投資×学園をテーマにした大人気漫画「インベスターZ」(作者:三田紀房氏)をご存知ですか?

この漫画は初心者だけでなく、ある程度の経験がある投資家にも「気づき」が得られる、投資をテーマにした漫画です。この漫画の中にも、「企業の財務を見ることは理想の結婚相手を探す婚活と同じ」とありました。

恋と株は共通点が多く、今回のテーマである「別れどき」も共通するポイントがあります。

正しい判断は、プライドを捨て冷静になったときにできる

誰にでも、1つや2つ苦い恋愛経験があるものです。付き合い始めは、優しいし、イケメンだし、仕事もできると思っていた彼氏。

「私って世界一の幸せ者」と、有頂天になってしまいますよね。

ところが、時が経つにつれ、優しかった彼が豹変、女性にだらしない男だったなんてことも。この事実がわかってからも、「自分が選んだ人だからそんなはずはない」といってズルズルと付き合ってしまった…。

実際、このような体験をした方も多いのではないでしょうか?

自分が選んだ相手に別れを切り出すのは、なかなか難しいことですが、自分にとってマイナスの相手なら早めにお別れして、次に進むことが大事です。

なんとなくズルズル付き合ってしまうのは、株の世界でも同じです。

自分が保有している銘柄の株価がどんどん下がっているのに、「自分が良いと信じて買った株だから上がるに違いない」と期待してなかなか売れないことはよくあるお話。

その株が「収益性」「安全性」「成長性」などから本当に有望で、一時的に株価が下がっているだけなら、持ち続けるという選択もありです。

でも、自分が間違っていないというプライドを捨て冷静に考えた時には、早めに売ってしまった方が傷も浅くてすむというものです。どんどん株価が下がっているときに、損失が少ないうちに売ってしまうことを「損切り」といいます。

別れどきは、「相手に魅力がなくなった時」「他に良い男が出てきた時」

ここまでのお話は、わかっていても簡単なことではありません。なかなか踏ん切りがつかないものです。そこで、お別れどきのチェックポイントをいくつかお伝えします。

【恋の別れどきポイント】
・付き合い始めの時のような魅力がなくなった時
-デートが楽しくない、一緒にいても楽しくない
-相手の行動に腹が立つようになる
-相手の臭いが気になる
・借金などお金面での問題が出た時
・他に良い男が出てきた時

【株の別れどきポイント】
・購入したときほど魅力がなくなった時
-商品やサービス性が下がった
-経営陣が変わり、会社の雰囲気が悪くなった
-業績が悪いのが続いている
-周りの評判も悪く、株価が下がり基調
・配当や株主優待もなくなり持つ理由がなくなった時
・他に良い銘柄があった時

恋も株も共通しますが、他に良い男(銘柄)が出てきた時は、まさに乗り換え時です。

これ以上、長く付き合って(保有して)いても、メリットはないと思えば、すぐに行動すべきでしょう。

株の場合、仮に株価が下がって、冷静に考えて魅力があると思うなら割安と捉え、買い足すという方法もあります。

結婚している場合は、スッパリ別れられるよう「稼ぎ力」をつけておきましょう

損切りといっても、結婚している場合は、そんなに簡単にお別れできないという人も少なくないことでしょう。特に経済的に相手に依存している場合は別れるのが難しいもの。

心の中で見切りをつけたなら、お別れする時に備えて、稼ぎ力をつけておきましょう。稼ぎ力をつけることができれば、嫌な相手と我慢してずっといる必要はありません。

恋も株も不毛な相手とは早めにお別れし、その経験を自分の糧にして、新しい出会いを求めましょう。素晴らしい未来へとつながっているかもしれませんよ。

(著者:(株)Money&You代表取締役社長/マネーコンサルタント頼藤 太希)