こよみ ~コールセンターからの小さなよみもの~

基準価額に割高・割安ってあるの?

提供元:日興アセットマネジメント

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ファンドを購入する際、そのファンドの基準価額が気になると思います。

コールセンターには、ファンドの購入を検討しているお客さまから、「基準価額が高いファンドは、割高な感じがして買えない」といった声をいただきますが、果たして基準価額に割高・割安はあるのでしょうか。

そこで今回は、基準価額に割高・割安があるのか押えていただきたいと思います。


基準価額が割高・割安と感じる背景には、「基準価額が高いと、これ以上あがらないのでは」といった考えがあるようですが、この考えは本当に当てはまるのでしょうか。

例えば、投資対象が同じファンドAとBがあったとします。現在、ファンドAの基準価額が1万円、ファンドBが5千円だとします。一見、1万円を下回っているファンドBの方が割安に感じるかもしれません。

しかし、結論から言うと、どちらも同じです。なぜなら、ファンドAもBも同じ投資対象で運用しているので、投資対象が上昇すれば、両ファンドの基準価額も同じ割合で上昇するからです。

仮にファンドAの基準価額が1万円から1万2千円に、ファンドBが5千円から6千円に上昇した場合、どちらも変化率は同じ2割です。基準価額は「変化幅」ではなく、「変化率」で見ることが大事です。運用をスタートしたときのマーケット環境によって基準価額は異なるので、単純に基準価額だけで比較しても意味がないというわけです。

<設定時期と基準価額推移についてのイメージ図>

 

つまり、ファンドの運用成果は、購入後のファンドが投資している資産価格の上昇、下落によって決まります。企業の価値と株価との関係と異なり、ファンドの場合は常に投資対象が入れ替わっているので、過去の基準価額の動きと将来の成長期待とは切り離して考えるべきです。

基準価額だけを見るのではなく、ファンドが投資している資産の見通しやマーケット環境などを見て、購入を検討されてはいかがでしょうか。

(日興アセットマネジメント)