こよみ ~コールセンターからの小さなよみもの~

いつの価格が基準価額に反映されるのか?

提供元:日興アセットマネジメント

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「株価が上がっていたのに、ファンドの基準価額は上がって いないね」というようなお問い合わせをいただくことがあります。

例えば、米国株に投資するファンドであれば、米国株の上昇はプラス要因となる可能性がありますが、それがいつの基準価額に反映するのかを考える必要があります。そこで今回は、基準価額の算出方法について押さえていただきたいと思います。

基準価額の動きを見る上で必要なことは、そのファンドがどのような資産に投資をしているのかをまず確認することです。

投資対象には株式や債券、REITなどがあり、その資産が国内資産か海外の外貨建て資産かを確認し、外貨建て資産の場合には為替の影響を受けることも考慮する必要があります。

基準価額は1日1回、日本国内の営業日に算出しますが、資産によっていつの価格やレートが反映されるのかもポイントになります。国内で発行されているファンドの場合、基準価額の算出に反映する価格やレートは、以下のようになります。

● 国内の資産 → 基準価額を算出する当日の市場の終値
● 海外の資産 → 基準価額を算出する前営業日の各海外市場の終値
● 為替 → 基準価額を算出する当日の午前10時頃の為替レート*

*為替相場が大きく変動した場合は、適用為替レートを変更する場合があります。

例えば、日本株式と米国株式に投資するファンドの12月1日の基準価額は、12月1日の日本株式の終値と、前営業日である11月30日の米国株式の終値に12月1日の10時頃の為替レートで日本円に換算したものを基に算出します。

また、運用形態としてファンド オブ ファンズの仕組みを採っているファンドの中には、外国籍のファンドを投資対象としているものがあります。

外国籍のファンドが円建ての場合、保有する外貨建資産を日本円に換算する際の為替レートは、上記のような当日の午前10時頃の為替レートではなく、ロンドンやニューヨークなど運用拠点のマーケットの為替レート(前営業日の為替レートの場合がほとんどです)を使用します。

そのため、投資対象が同じ投資国(通貨)でも、外国籍のファンドに投資するファンド オブ ファンズの基準価額に反映する為替レートは、他のファンドとは異なります。

このようにして各市場や為替レートから算出した基準価額は、当日の19時半頃に公表し、弊社ホームページなどでご確認いただけます。日々の値動きに注意しつつも、中長期的な資産成長が期待できるかに注目しながら投資を検討されてはいかがでしょうか。

(日興アセットマネジメント)