今、あの頃に自分にアドバイスをするなら?

女性会社員に聞いた! 失敗しない初任給・給料の使い方

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新社会人の誰もが待ち望むものといえば給料日。特に初任給は、人生に一度の特別な給料日だが、気をつけたいのはその使い方。あれもこれもと買っていたらあっと言う間にお金がなくなるかもしれない。そこで、20代の女性先輩社員221人に、初任給についてアンケート調査。男性編に引き続き、初任給の使い道とその満足度について聞いてみた。

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まず、皆さんが受け取った金額はどれくらいだろうか。

■初任給の金額はいくらでしたか?

平均 17万7885円
最高額 50万円

男性の平均平均 19万1088円と比べると若干少ない約17万8000円だった。しかし、ここでも驚くべきは最高額の50万円。いったいどんな会社なのかとても気になるところだ。もらった額はわかったところで、初任給をどのくらい使えたのか聞いてみた。

■初任給のうち自由に使えた金額の割合はどれくらいですか?

~10割 8.6%
~8割 23.0%
~6割 26.7%
~4割 19.9%
~2割 11.3%
なし 0.9%
覚えていない 9.5%

「4割から6割」が最も多いという結果に。また、男性と比べると「8割から10割」使った人の割合は約半分だった。堅実な使い方をする人が多いのかもしれない。では、そのお金の使い道はどうだろうか?

■初任給の使い道はなんですか?(複数回答)

1位 預貯金 53.0%
2位 親へのプレゼント 46.5%
3位 ファッション・美容への出費 43.9%
4位 交際費 35.9%
5位 趣味のエンタメ・娯楽グッズ購入 24.2%
6位 ローンの返済など 20.7%
7位 旅行費用(国内) 17.7%
8位 家電などの生活必需品の購入 12.6%
9位 旅行費用(海外) 6.1%
10位 投資 5.6%

ここで1位になったのは「預貯金」。やはり先のことを考え貯蓄する人が多いようだ。また、男性と比べて20ポイント以上も多かったのは3位の「ファッション・美容への出費」。女性は見た目によりお金がかかるのだろう。では、そうした使い方に対して、不満はないのだろうか? 使い道に満足か不満か、それぞれの理由とともに見てみよう。

■初任給の使い道に満足しましたか?

満足 53.0%
不満 21.7%
覚えていない 25.3%

■満足だった理由はなんですか?(複数回答)

1位 心身のリフレッシュにつながったから 40.0%
2位 ずっと欲しかったものが買えたから 23.8%
3位 普段買えないものや体験を得たから 20.9%
4位 特になし 20.0%
5位 一生モノの思い出になったから 13.3%
6位 仕事の効率ややる気が上がったから 11.4%
7位 新しい趣味や習慣が身についたから 6.7%
8位 自宅の居心地がよくなったから 5.7%
9位 その他 1.9%

■不満だった理由はなんですか?(複数回答)

1位 なんとなく日々の散財で使ったから 51.2%
2位 生活必需品の補充でなくなったから 44.2%
3位 本当に欲しいものより安さを優先したから 25.6%
4位 特別な使い方をしなかったから 23.3%
5位 生活を向上させる使い方をしなかったから 16.2%
6位 身の丈以上の贅沢をしてしまったから 11.6%
7位 その他 7.0%
8位 特になし 4.6%
9位 買った商品に満足できなかったから 0.0%

満足している人が過半数という結果に。満足した理由としては「心身のリフレッシュにつながったから」が最も多かった。男性では「ずっと欲しかったものが買えた」が1位だったが、女性はモノよりも自分のケアを重視するということだろうか。一方で、不満の理由としては「なんとなく日々の散財で使ったから」が1位に。続いて多かったのが「生活必需品の補充でなくなったから」で、やはり特別感のない使い方に後悔したようだ。では、その不満な買い物の中身はなんだろうか? 具体例を見ていこう。

■(不満と答えた方に)最も不満、後悔している使い道とその金額を教えてください。

「家具、家電で生活に必要なものをまとめて買った。手元から一気にお金が消えたことがやや不満だった」(15万円)
「放逸な使い方」(10万円)
「ローンの返済」(5万円)
「洋服や靴を買い過ぎた」(5万円)
「無駄な外食」(5万円)
「嬉しさのあまり身の丈に合っていない美容室に行き、高いサービスを受けたことが今になって無理をし過ぎたと思う」(3万円)
「交際費」(2万円)
「どうでもいい人との外食代」(2万円)

「どうでもいい人との外食代」というなんとも悲しくなる項目も。また、「嬉しさのあまり身の丈に合ってないサービス受けた」というのも初任給ならではだろうか。全体をみると、なんとなくで使ってしまった場合に不満が出るようだ。せっかくの初任給の使い道、後悔しないためにはどうすればいいのだろうか? 先輩からのアドバイスは以下の通りだ。

■新社会人への初任給の使い方に関するアドバイス、または、過去の自分に言いたいことはなんですか?

「ここまで育ててくれた両親やお世話になった人に恩返ししてほしい」(23歳)
「親への感謝が伝わるようなプレゼントを買うこと」(24歳)
「初任給やボーナスは、少しでも貯金した方がいい。それができないなら生活費だけにする。身の丈にあったことに使う」(26歳)
「貯蓄額をきちんと決めるべきだったと思います」(24歳)
「投資や運用をするための貯金に回したほうが賢い」(25歳)
「早めに生命保険に入ったほうがいい」(26歳)
「初任給の時から貯金する癖をつけておくこと」(25歳)
「生活費使用以外で余裕があるならば、まずは自分が欲しいものを買えばよいと思います!」(24歳)
「好きなものを買ったり食べたりするとよい。両親への感謝の前にまずは、働くことの大変さとそれによってお金をもらえる喜びを自分で知るべき。そうしてから、両親の大変さを理解して感謝を述べると良いと思う」(24歳)

男性編と同様、最も多く寄せられた意見は「預貯金をするべき」という意見。投資や資産運用なども含め、将来のことを考えて使った方がいいということだろう。一方で、「働くことの大変さとお金をもらえる喜びを知るため」に好きなことに使っていいという声もあった。特別な初任給、なんとなくではなく、有意義に使いたいですね。

(嶋野晴明)