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新しい金投資のカタチ

手軽に分散投資が可能な金ETFとは

提供元:三菱UFJ信託銀行

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手軽に分散投資が可能な金ETFとは

注目集める「金」

ETFの特色のひとつとして、直接投資することが困難な指数や商品を対象に投資が可能な点が挙げられます。そして、異なる地域、異なる資産を対象としたETFを組み合わせることで国際分散投資も可能となります。こうしたETFの特色を活かし、最近では、「金」を投資対象としたETFが世界的に注目を集めています。

『なぜ「金」が注目されているの?』と思われた方が多いのではないでしょうか。「金」といえば、宝飾品のイメージを抱かれる方が多いと思います。しかし、欧米では資産の保全や分散投資の手段のひとつとして、保有する資産に数%の「金」を組入れるのが一般的とされているのです。
その理由として、次のような点が挙げられています。「金」は、株式や債券などと異なった値動きをするのが一般的。また、「金」それ自体が価値を持つ実物資産のため、価値がゼロになることはありません。そのため、資産保全や分散投資の手段のひとつとして、「金」を保有することが、欧米では一般的とされてきたのです。

今年の年初に世界的に株価が乱高下したことや、英国のEU離脱(Brexit)は、記憶に新しいと思います。その際、脚光を浴びたのは「金」でした。欧米を中心に「金」への資金流入が加速したのです。「金」の持つ資産保全や分散投資の効果が、改めて認識された象徴的な出来事といえるでしょう。

手軽さがウリの「金」ETF

上記のような特色を持った「金」へ投資するといった場合、どのような方法があるのでしょうか。ここで登場するのが「金」ETFです。「金」ETFは、現物を裏付けとし、有価証券化したものが一般的です。ご存知の通りETFは、証券会社を通じて株式と同じように取引できる手軽さがウリです。「金」ETFも同様です。
しかも、現物を裏付けとした「金」ETFであれば、現物を持たなくても、現物に投資している場合と同じ経済効果が得られます。また、発行体が破綻しても金現物が保全される点は、安心感があるのではないでしょうか。そのうえ、現物を保管する必要もないため、盗難リスクのない点にも注目です。

弊社では、金をはじめとして、プラチナ、銀、パラジウムといった貴金属の現物を裏付けとしたETFを手掛けています。名前を“金の果実”シリーズと呼びます。“金の果実”シリーズについては、専用ホームページをご用意しています。商品性に関する情報はもちろん、貴金属の専門家によるブログやコラムもありますので、ぜひご覧ください。意外と知られていなかった貴金属の世界を、身近なものに感じていただければ幸いです。

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