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選挙と株価

提供元:三菱UFJ国際投信

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Twitterの株価が上昇しない中、日米株上昇

2017年も残りわずか2ヵ月。みなさまにとってどのような年だったでしょうか。

世界に目を向けると様々な出来事がありましたが、2017年は1月のトランプ政権誕生から始まりました。トランプ氏は、Twitterによる炎上を活用して認知度と共感性をじわじわ上げ、大統領の座を獲得したと言われていますが、Twitterの株価はどうでしょうか。

どうやら上がっていないようですね。

では、日本に目を向けるとどうでしょうか。2017年、良好な企業決算等を背景に米国の株式市場が史上最高値を更新し続ける中、9月上旬まで日経平均株価は上値の重さが目立っていました。

しかしその後、日本企業の収益力の向上に加え、2017年10月22日に投開票が行われる衆議院選挙(以下、衆院選)の事前予想も株価上昇に拍車を掛け、日経平均株価は足元約21年ぶりの高値を付けています(図1)*

*この記事は、2017/10/18に作成しています。

図1 Twitterの株価とNYダウ、日経平均株価の推移

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(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(期間)2010/1/1~2017/10/17(日次) (Twitterは2013/11/6~のデータ)
※上記は指数を使用しています。上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。上記は個別銘柄の推奨を目的とするものではありません。

衆院選と株価の関係

今回の衆院選を前に、連日株価が上昇しています*。その背景として、注目されていた希望の党が失速し、自民・公明両党が優勢との事前予想から、安倍首相の長期安定政権実現への期待が高まっているためだと言われています。

*この記事は、2017/10/18に作成しています。

では、衆院選の終わった後、株価はどうなるのでしょうか。正直先のことは分かりませんが、参考までに、過去の衆院選前後に株価はどのように推移していたのか確認してみましょう(図2)。

衆院選前後で必ず株価が上昇するとは言い切れませんが、過去5回の衆院選前後において、TOPIXは概ね上昇傾向にあったことが分かります。これは、小泉改革や安倍政権などによって日本経済に対する成長期待が高まった結果だと考えられますので、今回も日本経済に対する成長期待が高まれば、衆院選後も株価上昇が続く可能性があると思われます。

図2 過去5回の衆院選前後のTOPIXの推移

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(出所)Bloomberg、各種HPのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
※テレビや新聞などで使用された衆議院の解散の名称を一例として挙げています。
※上記は指数を使用しています。上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。

注目集まる中小型株とは?

良好な企業決算に安倍首相の長期安定政権実現への期待も加わり、上昇傾向にある日本の株式市場ですが、その中でも足元注目が集まっているのが中小型株です。日本株ファンドの資金純流入額累積の推移を見ると、2017年日本株ファンド全体が資金流出超になる中、中小型株ファンドには資金流入が続いていることが分かります(図3)。

既に有名な大企業に投資するのも株式投資ですが、今は小さくても将来世界へ羽ばたく可能性を秘めた成長著しい企業を発掘して投資するのも株式投資です。今、まさに将来が期待される中小型株が注目され始めています。

図3 日本株ファンドの資金純流入額累積の推移

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(出所)Fundmark/DL、QUICK投信分析評価サービスのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(期間)2017/1~2017/9(月次)
※追加型株式投信(除くETF)を対象。日本株ファンドはFundmark大分類が「国内株式」、中小型株ファンドは日本株ファンドのうちFundmark小分類が「中小型」のものと定義。上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。

中小型株投資は難しい?

2015年初来のパフォーマンスを見てみると、中小型株はTOPIXを上回っていることが分かります(図4)。中小型株の特徴の1つとして、成長期待が高い企業が多く存在していることが挙げられますが、実際にEPS(1株当たり利益)で比べてみると、中型株と小型株はTOPIXよりも相対的に高い成長が予想されています*

*EPSの2016年12月末(実績値)から2017年12月末(予想値)の変化率。

しかし一方で、中小型株は成長過程にある分、業績の変動が大きい傾向にあり、その結果株価の変動が大きくなる点には注意が必要です。

図4 パフォーマンス

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(出所) Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(期間)2014/12/31~2017/10/17(日次)
※上記は指数を使用しています。上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。

今後も、技術革新など時代の流れに乗って成長していく中小型株への投資魅力はますます高まっていくと思われます。その一方で、銘柄選定の難しさや流動性が低いことから、中小型株を敬遠される方もいるかもしれません。そこで、中小型株投資の手段の1つとしてETFが挙げられます。日本における成長期待の高い中小型株式へ比較的手軽に分散投資できるのが、ETFの魅力であると言えます。

 

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
<日経平均:日経平均株価(日経225)>
日経平均株価(日経225)に関する著作権、知的所有権その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。日本経済新聞社は本商品を保証するものではなく、本商品について一切の責任を負いません。
<TOPIX:東証株価指数(TOPIX)>
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<中小型株:JPX 日経中小型株指数>
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