プロが語る!資産形成のすゝめ

資産運用の対象を世界に広げてみよう!

提供元:JTG証券

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外国株式への投資

資産運用というと国内の株式や債券がまず思い浮かびますが、投資対象は国内に限定されるものではありません。世界には魅力的な投資対象がたくさんあります。海外にも目を向けることで、資産運用の幅は大きく広がります。

アップルやアマゾン、フェイスブックといった日本の日常生活でもなじみのある外国企業はたくさんあります。そうした企業が提供しているサービスを利用するだけではなく、世界の一流企業の株式に投資してみようと考えてみたことがありますか? 急成長している外国企業を皆さんもいくつかイメージできると思いますが、その企業への投資というと二の足を踏んでしまうのが現実ではないでしょうか。

外国企業の発行する株式を買うとなると何か特別なことのように感じられるかもしれませんが、実際には日本の株式を買うのと大きな違いはありません。こうした外国株式を扱っている証券会社に口座を開設していれば、日本の株式と同様に外国株式を買付けることができます。株式投資の基本は企業の成長を買うということですが、世界の成長企業に投資できるということを頭に入れておくだけで、株式投資がさらに楽しく、興味深く感じられるのではないでしょうか。

外国債券への投資

海外の投資対象として魅力なのは、株式だけではありません。外国の政府や企業の発行する債券には、外国株式とは違った魅力があります。日本では長い間低金利が続いていて、日本の個人向け国債(固定5年)の利率は2018年5月現在で0.05%(年率・税引前)です。100万円投資しても1年間で受け取ることができる利子は、500円(税引前)です。一方、新興国では、日本よりはるかに金利が高い国が多くあり、日本の国債の利率の100倍となる5%を超える利率の債券も珍しくありません。中には10%を超える利率の債券もあります。

ただし、都合の良い話ばかりではありません。金利が高いということには当然理由があります。インフレ率が高かったり、政治が不安定だったり、地政学的なリスクがあったりするということであり、これらを受けて価格や為替が大きく変動する可能性があるということでもあります。しかし、圧倒的な金利差というのは、そうした理由を上回る投資意欲を感じさせるのもまた事実です。このように外国債券の大きな魅力は、日本国内では考えられない利子を受け取ることができるものがあるということです。

為替について

また、外国株式や外国債券など海外に投資する際に重要なことは、為替の影響を考慮しなければならない点です。為替が円安になれば投資対象の通貨の価値が上がり、為替の利益が生じますし、為替が円高になれば投資対象の通貨の価値が下がり、為替の損失が生じます。これは、株式や債券の価格変動だけではなく、為替レートの変動(為替リスク)も考慮して投資を検討する必要があることを意味します。円高、円安という言葉は毎日ニュースで耳にします。それが投資と結びつくと、そのニュースが異なる感覚で聞こえてくることでしょう。

まとめ

外国株式や外国債券への投資は、皆さんが思うほどハードルが高いものではありません。投資対象を海外にまで広げることによって、世界中の出来事が自分の資産に大きな影響を与えることとなり、世界をより身近に感じるきっかけとなります。ぜひ海外投資に一歩踏み出し、新たな資産運用の可能性を感じられてみてはいかがでしょうか。

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