株式投資を知る・学ぶ
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- 売買注文の流れ
- 売買のルール
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売買注文の方法
株を買いたい、あるいは売りたいという投資家は、東京証券取引所(以下「東証」という)に直接注文を出すのではなく、証券会社を通じて売買の注文を出します。投資家からの注文を受けた証券会社は、コンピュータを使ってその注文を直ちに東証に送ります。
証券会社に注文を出す時は、対象となる銘柄名、売り買いの別とともに、次のような事柄を指定します。
値段
指値注文
いくらで買いたい(売りたい)というように値段を指定して注文を出します。
成行注文
いくらでもいいからその時の市場の値段で買いたい(売りたい)という注文を出します。
数量
東証では、上場会社が定款で定めた1単元の株式の数を最低売買単位として、その整数倍の株数で取引が行われています。上場する内国会社の普通株式の売買単位は100株に統一されており、ETF・REIT・外国株式等その他の商品については、銘柄によって異なる売買単位が設定されています。
時間
東証での売買は、午前と午後とに分けられ、午前の取引は前場、午後の取引を後場といいます。前場は9時から11時30分まで、後場は12時30分から午後3時30分までとなっています。
注文が出されると、取引時間内であれば即座に東証に送られますが、「取引開始時」「取引終了時」というように希望する執行時を指定して注文を出すこともできます。