北浜博士のデリバティブ教室
- 大阪取引所から堂島米会所へ
- 堂島米会所と帳合米取引
- 先物価格と現物価格、満期
- 先物取引を売りからはじめる
- 反対売買と満期決済、差金決済と受渡決済
- 買いヘッジと満期(1)
- 買いヘッジと満期(2)
- 買いヘッジと満期(3)
- 買いヘッジと満期(4)
- 買いヘッジと満期(3)
- 買いヘッジと満期(4)
- 売りヘッジと反対売買(1)
- 売りヘッジと反対売買(2)
- 売りヘッジと反対売買(3)
- 売りヘッジと反対売買(4)
- 売りヘッジと反対売買(3)
- 売りヘッジと反対売買(4)
- 相場の不確実性(1)
- 相場の不確実性(2)
- 相場の不確実性(3)
- 相場の不確実性(4)
最終更新日:
買いヘッジと満期(1)
銘柄 | 現在値 | 前月比 | 売 | 買 | 損益 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
保有枚数 | 約定値段 | 保有枚数 | 約定値段 | ||||
帳合米 10月限 | 200 | ±0 | 0枚 | – | 0枚 | – | ±0 |
北浜博士 | それでは実際に先物取引の売買を体験してみよう。 今は7月で、堂島米会所では10月に満期を迎える帳合米取引が行われ ておるぞ。 |
中之島さん |
10月に収穫(満期)を迎える銘柄を「10月限(ぎり)」って言うの ね。えーと、10月限(ぎり)の値段は……前月比変わらずの200円 ね。 |
北浜博士 |
実は、江戸時代の実際の取引では、円ではなく、銀の重さ「匁(もん め)」という単位が使われておったのじゃが、今回は分かりやすいよ うに円で理解しておこう。 さて、現時点の保有枚数はもちろんゼロ。取引する場合、まずは「売 り」か「買い」を選択していこう。これから相場が上がると思った場 合は「買い」を選択すればよいし、下がると思った場合は……。 |
中之島さん | 「売り」を選ぶのね! |
北浜博士 | そういうことじゃ。 |
中之島さん | 要領はわかってきた。 でも、今後どちらに動くか、全然見当がつかないわ… |
北浜博士 |
そうじゃな。そうした時は焦らず様子を見ることも重要じゃよ。 では、もう少し時間を進めてみよう。 |