新規上場ETF・ETNの横顔

2017年4月5日上場

1492:MAXIS JPX 日経中小型株指数上場投信

提供元:三菱UFJ国際投信

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2017年4月5日にMAXIS JPX 日経中小型株指数上場投信(銘柄コード:1492)が新規上場することから、この新しいETFの組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

新しいETF組成の思い

中小型株式は、企業の高い成長期待が投資魅力であると思われます。企業の「創業期→成長期→成熟期→衰退期」というライフサイクルを考えたとき、中小型株式には、企業として大きく成長する「成長期」に該当する銘柄が多くあるものと考えられるからです。

その一方で、銘柄選定の難しさや流動性が低いことから、中小型株式投資を敬遠される方もいらっしゃると思います。

新しいETFの特徴

そこで、当社は2017年4月5日に新しいETF、「MAXIS JPX 日経中小型株指数上場投信(証券コード1492)」を東京証券取引所に上場いたします。このETFは、「JPX 日経中小型株指数」の値動きに連動する投資成果をめざします。

連動する指数の特徴

上場している中小型銘柄の中から、資本の効率的活用や持続的な企業価値の向上などを意識した経営を行っている企業を厳選する指数で、200銘柄が選定されます。銘柄は、東証第一部だけでなく、東証第二部、マザーズ、JASDAQからも選ばれ、年1回の頻度で入れ替えが行われます。

銘柄の選定においては、3年平均ROEに重きがおかれていることもあり、全銘柄の平均ROEは16.2%と、TOPIXの7.8%と比較して高くなっています。(2017年2月末基準)

パフォーマンスの特徴

3月13日より新規に算出された指数であるため、実績のデータは存在しないのですが、過去に翻ってシミュレーションしてみると、TOPIXを上回る結果となっています。投資対象が中小型株式ですので、TOPIXと比較すると値動きが大きい(ボラティリティが高い)ことが想定されます。

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投資家の皆さまへ

これまで、日本においては、中小型株式の動向を示す日本株指数は、時価総額や売買代金などの指標により銘柄選定されることが多く、資本の効率性や財務状況などの観点で銘柄選定が行われる指標は一般的ではありませんでした。本商品が連動を目指す指数は、JPX日経インデックス400で導入された「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするとのコンセプトを中小型株に適用したものです。

日本における成長期待の高い中小型株式への投資を身近なものとする商品の1つではないでしょうか。

<MAXIS JPX 日経中小型株指数上場投信(銘柄コード:1492)の概要>

出典:ETFパンフレット(東京証券取引所)
出典:ETFパンフレット(東京証券取引所)
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