恋愛と株式投資のセオリーは同じ

株式投資のリターンを学ぶ! 恋と株の3つの幸せ

提供元:Mocha(モカ)

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出会いがあれば別れもある。恋人がいない方は新たな恋を見つけ、恋人がいる方はラブラブと行きたいものですね。年度が変わる企業も多く、新しいことにチャレンジするにも最適です。預貯金にお金を預け続けるのではなく、株式投資にトライしてみましょう。

今回は、「恋と株の3つの幸せ」という視点で、株式投資のリターンについて一緒に学んでいきましょう。

株式投資の一番の幸せは「売却益」

まず、株式投資の1番の幸せは、なんといっても「売却益」でしょう。売却益のことを英語では「キャピタルゲイン」と呼びます。

自分が買った銘柄(株式投資の対象として企業を表現するときに銘柄と呼びます)の株価が予想した通りに値上がりし、タイミングよく売却すれば、預貯金とは比べものにならない大きなリターン(利益)を得ることができます。もちろん、大きなリターンを得るためには、人気が上がる前が勝負時なのは言うまでもありません。

株価が上がるのは、需要と供給の関係が大きく影響します。詳しい説明は次回しますので今は、投資家の皆さんが、その銘柄を欲しいと思い実際に買うから、株価が上がっていくと覚えておいてください。

さて、恋愛の1番の幸せといえば、もちろん、「恋人」をゲットすることですよね。そして、その人と一緒に過ごす時間は、毎日が幸せ。好きな人と一緒に過ごし得られる幸せが、投資でいうリターンと言ったところでしょうか。さらに、おつきあいが順調にすすめば、めでたく「結婚」なんてことも。結婚して子どもができれば、幸せ度はさらに大きくなりますよね。成長性・将来性が高い男性をゲットできれば、経済的に安泰でしょう。

株式投資の2つめの幸せは「配当金」

2つめの幸せは「配当金」です。配当金とは、企業に利益が出た場合、その利益を投資家に分配するというもの。英語では「インカムゲイン」と呼びます。

配当金は、半年に1回または1年に1回支払われるのが一般的です。配当金は、業績が良く利益が出ていないともらえません。また、利益が出ても必ずもらえるものではないことも覚えておきましょう。これから成長していく過程であるベンチャー企業などの株では配当が出ないことが多々あります。なぜならば、企業が成長するためには、利益を投資へ回す時期であるからです。もちろん、利益が少ない場合や赤字決算が理由の時もあります。

この配当金、給料でいえば、ボーナスのようなものと考えるとよいでしょう。企業の業績が良くなければボーナスは出ませんし、個々人の働きが良くなければボーナスは少ないわけです。

もし、恋人が仕事ができる人ならば、ボーナスはそれなりの金額をもらっているはず。そのボーナスで、洋服やジュエリーなどちょっとリッチなプレゼントやお小遣いがあると嬉しいですね。

株式投資の3つめの幸せは「株主優待」

3つめの幸せは「株主優待」です。株主優待は、企業が株主に感謝の意を込めて、さまざまな商品やサービス券を株主へプレゼントするというもの。

株主優待の定番といえば自社製品。食品、ドリンク類、調味料、シャンプー、化粧品などを製造している企業では、新商品やその企業の看板商品を贈ることが多く、レストラン、遊園地、旅行などを提供しているサービス業では、無料利用券や割引券を贈ることが多いです。

恋人ができると、誕生日、クリスマス、交際記念日などのイベントの日に「プレゼント」があるのが嬉しいですよね。女心はプレゼントに弱いもの。このプレゼントはまさに「恋人優待」と言えます。

と、いろいろ説明してきましたが、恋愛も株式投資も楽しむことが一番です。

 

(著者:(株)Money&You代表取締役社長/マネーコンサルタント頼藤 太希)

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