新規上場ETF・ETNの横顔

2017年9月26日上場

1652:ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)

提供元:大和投資信託

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New Release Latest Brand Update Concept2017年9月26日にダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)(銘柄コード:1652)が新規上場することから、この新しいETFの組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

新しいETF組成の思い

2017年7月にGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、3つのESG指数を選定しパッシブ運用を開始したことを発表しました。

今回弊社が9月26日に新しく上場する「ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」「ダイワ上場投信-MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「ダイワ上場投信-FTSE Blossom Japan Index」の3本は、このGPIFが選定した指数に連動するETFです。

この中でも「ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、その名の通り、女性活躍に焦点を当てた商品です。将来的な労働人口の減少が大きな問題となっているわが国においては、多様な人材の活用、特に女性の潜在的能力の活用が急務となっています。

「将来の労働力不足」という“ESGリスク”に対して、女性活躍の進んだ企業は労働力を確保しやすくリスクへの耐性が高いことから、事業の持続性が高いと考えられます。また、女性が活躍している、つまり、企業で働く人々の多様性が高いことは、柔軟な発想やイノベーションにつながりやすいとも言われています。

当ETFはこのような企業への投資機会を提供するとともに、指数への投資の拡大を通じて企業の女性雇用を促し、経済全体の成長、ひいては市場リターンの向上をめざすものです。

新しいETFの特徴

「ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、日本国内に上場している株式によって構成される「MSCI日本株女性活躍指数」への連動をめざすETFです。

連動する指数の特徴

MSCI日本株女性活躍指数は、米国の大手指数会社MSCI Inc.により選定された職場での女性活躍を積極的に推進する日本企業で構成される株価指数です。Women’s Indexの略から「WIN」という愛称がついています。

女性活躍推進法により開示されている女性雇用に関するデータ等から各企業の女性活躍度をMSCI Inc.が点数化し、この点数の高い企業をJ-REITを除く各業種から選別しています。点数が高くても、非常に深刻な不祥事や人権・労働者権利に関する不祥事が発生している企業は除外されます。

構成銘柄の比率は、先ほどの女性活躍度の点数と、ROEの水準や収益の安定性、および時価総額により決定します。原則として、5月末と11月末の年2回、指数構成銘柄および構成比率の見直しを行ないます。2017年8月末現在、212銘柄で構成されています。

パフォーマンスの特徴

MSCI日本株女性活躍指数は新しい指数のため一部シミュレーションを含みますが、過去3年を振り返るとTOPIXを若干上回るパフォーマンスでした。

過去3年間の月次リターンをTOPIXの月次リターンが低かった月から順に並べてみると、TOPIXが大きく上昇した月はアンダーパフォームしている一方、TOPIXが大きく下落した月はTOPIXよりも下落幅が抑えられていることがわかります。


投資家の皆さまへ

少子化による急速な人口減少とそれによる労働力の減少は、日本にとって避けられない課題です。一方、まだまだ男性中心の職場を男女ともに活躍できる環境に変えていくことは一朝一夕に達成されるものではなく、社会全体での継続的な取り組みが重要になるでしょう。

そのため「ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」への投資は、女性活躍度の高い企業の株価リターンを享受するだけでなく、女性活躍が更に注目を浴び、優良企業が今後も指数に新たに採用されていくという点で、長期的に保有いただけるETFであると考えています。

当ETFが皆さまの投資の幅を広げる一助になれば幸いです。

<ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN)(銘柄コード:1652)の概要>

出典:ETFパンフレット(東京証券取引所)
出典:ETFパンフレット(東京証券取引所)

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
当金融商品は、MSCI Inc.が、保証、推奨、販売、または宣伝するものではなく、MSCIは当金融商品についていかなる責任を負いません。当金融商品の目論見書において、MSCIと大和証券投資信託委託株式会社との間の、限定的な関係について詳述されています。
TOPIXは株式会社東京証券取引所が算出・公表などの権利を有する指数です。

用語解説

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