日経会社情報PREMIUMガイダンス
AIがアシストします らくらく決算攻略
提供元:日本経済新聞社
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さあ、3月期決算企業の中間決算発表シーズン。日経平均株価も21年ぶりの高値圏まであがってきた。株式投資はやってみたいけど、あの小難しい資料を読むのはちょっとなぁ。。。とためらっているあなた。ご安心あれ。
人工知能(AI)が決算内容をアシストしてくれます!まずはこちらをご覧ください。
決算短信を読み解くには専門知識と経験が必要
株式投資をするには投資先の会社を選ばないといけないのですが、銘柄選びのキホンになる資料の1つが決算短信です。会社がまとめる業績の「通信簿」というのがわかりやすいでしょう。
ここではその一部ピックアップしましたが、文字と数値情報でびっしりという印象ですね。貸借対照表、キャッシュフロー計算書など主要な財務諸表のほか、事業の状況、セグメントやリスク情報、会計方針等々事業活動のほぼすべてを説明しています。
なので、とても重要なのですが、これから投資を始めようとする人やビギナーには骨が折れます。専門的な財務・会計用語のオンパレードなうえ、企業によっては分量が50ページ、60ページにもなります。学校の通信簿とはわけが違うのです。しかも詳しく網羅的に書かれているため、逆にどの部分が投資判断に必要な材料なのか、一見してわかりません。
こうした悩みを解消し、サポートしてくれるのが日経会社情報PREMIUMの「決算サマリーVisual」です。百聞は一見にしかず。ご覧ください。
3分でコンパクトな図解レポートに変身
先ほどの文字とデータでびっしりの資料があら不思議。カラフルなグラフィックが目に飛び込む図解レポートに生まれ変わりました!
AIが決算短信だけでなく、日経のデータベースに蓄積した膨大なデータも使って投資に必要な情報を選び出し、ひとめでわかる図解形式のレポートに作成します。お手元に届くまでの時間は、会社発表後わずか3分程度です。
では、中身を細かくみていきましょう。「決算サマリーVisual」は実質2ページ仕立て。コンパクトな体裁に必要な投資情報を凝縮しています。
1ページ目は損益計算書の売上高や主要な利益水準、その推移のほか、事業別の売り上げ変動要因などを記載しています。収益の基本的な項目です。業績進捗率は会社の計画に対してどの程度まで業績が達成したかを示します。一里塚のようなもので順調なら通期見通しの上方修正、未達なら下方修正の可能性が高まります。四半期毎に追いかけるとよいでしょう。
翌期の業績見通しのほか、株主にとって一般的にもっとも大切な配当予想もグラフィック表示しています。決算サマリーは、文字通り“AI記者”が決算短信の要旨をまとめています。
変動要因、比較対象など参考情報が満載
2ページ目にも投資に必要な参考情報をそろえています。会社の決算に対する評価や今後の経営方針などをまとめているほか、売り上げを変動させる要因を増収要因=+、減収要因=-、中立要因=無印、に区分してAIが過去の流れを簡単な表にまとめました。
最後に参考銘柄の一覧です。買い物をするときには、たいてい欲しい商品の類似商品を探して、価格比較サイトなどで商品性や価格などを比べます。投資行動も同じです。ある銘柄に魅力を感じると、もっとよい銘柄はないかと気になりますし、同じ程度の業績でももっと割安に買える銘柄はないか、探したくなりますよね。そうした投資家のニーズに応えるために同業他社一覧を添付しました。
難解な決算資料を読みこなさなければならないというハードルは、「決算サマリーVisual」によってかなり低く下がります。もちろん、実際に株式投資をする場合は、経営・株価指標や数年先までの経営計画、あるいは株式相場全体の動きなどいろいろな条件を総合的に勘案して決めることになります。日経会社情報PREMIUMは「決算サマリーVisual」以外にも初心者、経験者に役立つツールやデータを数多く提供しています。これから折に触れて、その使い方や利点を紹介していきます。
※「決算サマリーVisual」は現在無料公開中。情報不足でAIが対応できない銘柄もあります。
(日経会社情報PREMIUM開発チーム 田中 彰一)