はじめての投資信託-投資信託の選び方・買い方の基礎知識(後編)
提供元:たあんと
投資信託(ファンド)を購入するには何から始めればいいのだろう。ファンドはどうやって選ぶの? どんなコストがかかる? 投資信託の選び方から買い方まで、踏まえるべき4つのステップをチェック!
投資信託の買い方 4つのステップ
ステップ1 自分に合った投資信託(ファンド)の種類を選ぼう
ステップ2 投資信託(ファンド)の運用実績、コストなどをチェック
ステップ3 投資信託(ファンド)の買い方をチェック
ステップ4 購入を申し込んだあと、いくらで投資信託(ファンド)が買えたかを確認する
今回はステップ3から4を取り上げます。ステップ1から2までは、前編で確認を。
ステップ3 投資信託(ファンド)の買い方をチェック
<投資信託(ファンド)の買い方には、金額指定と口数指定がある>
投資信託(ファンド)の買い方は3通り。金額で指定する方法と、口数で指定する方法がある(金融機関によってどちらかしか選べない場合も)。購入場所は証券会社、銀行などの店頭でもネットでもOK。初めての時は、店頭で説明を受けるほうが安心かも。
(基準価額1万2000円、購入時手数料1.08%(税込)のファンドを購入する場合)
ステップ4 購入を申し込んだあと、いくらで投資信託(ファンド)が買えたかを確認する
<基準価額は取引後に確定 必ずいくらだったかチェックを>
投資信託(ファンド)の基準価額が公表されるのは、取引の申込を締め切った後となる。つまり、投資家は当日の基準価額が分からないまま取引をすることになる。売買後、必ず基準価額を確認するようにしよう。
購入時に知っておくべき投資信託(ファンド)の基本用語もチェック
分配金
投資信託(ファンド)によって年に1~12回、決算が行われ、収益があれば分配金が支払われるのが一般的。長期で資産を増やすなら、決算回数が少なく分配金が自動的に再投資されるタイプが良い
運用実績
運用実績は一定期間の騰落率で示される。国内株式の投資信託(ファンド)なら、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、投資対象の代表的指数や同じ種類のほかの投資信託(ファンド)と比較したい
積立投信
多くの金融機関では、指定したファンドを毎月1000円程度から自動的に買い付けてくれる積立購入のサービスを行っている。基準価額が高いときに買ってしまうのを防ぐなど、リスクを抑える効果がある
(たあんと編集部)