日経会社情報PREMIUMガイダンス

2018年、AIで投資のキーワードを探せ

提供元:日本経済新聞社

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2018年スタートにあたり、「資産運用」を1年の計に考える方も多いかもしれません。株式投資を始めるにあたり、悩むのがどの企業に資金を投じるか――。

業績の良しあしで選んだり、知名度の高さでふるいにかけたり、人それぞれですが、王道のひとつにテーマやキーワードを手がかりに選ぶやり方があります。

その際、右腕になってくれるのが日経会社情報PREMIUMの「日経トピック」。人工知能(AI)によるキーワード解析ツールです。

日経トピックのトップページを開くと、カラフルなグラフが目に飛び込みます。

100万件超える報道量から解析

上図は「人工知能」というトピックが過去3カ月間にどの程度、記事として報じられたかを分析し、企業ごとに色分けしてグラフ化したものです。

対象となる記事は日経朝夕刊、日経電子版ほか日経産業新聞をはじめとする専門紙など日経グループの主要メディアに掲載されたもので総数100万件を超えます。これをAIが収集、解析して企業との相関関係をスコアで算出。関連性の強い順に企業を一覧します。

1日ごとにスコアを算出しているので「キーワード」全体の注目度を読み取ったり、特定の企業の注目度が上がっているかどうか、日々の変化を追いかけることができます。

 

人工知能で企業を一覧した場合、もっとも報道量の多かった企業はNEC、次位はソニー…という具合になります。一般の検索エンジンと異なり、日経関連メディアで報じられた記事だけを対象にしていますから、株式投資の判断根拠や株価騰落の要因、企業分析をするための材料を探すのに適しています。SNSなどで話題になりやすい「うわさ」「風評」のたぐいや「真偽・出所不明」のデータは入っていません。

キーワードは固定・入力2方式、グラフのオンオフも可能


日経トピックのトップページを開くと、自動的にキーワードを選んでグラフを表示します。このトピックは、前日の紙面から報道量の多かったキーワード上位群からランダムに選んでいます。また、直近で注目度の高いキーワードはあらかじめ検索窓の下部に並べています。ここにないトピックは、自由にキーワードを入力して調べることができます。

注意しなければならないのは新聞報道で表示される表記・文字スタイルで入力することです。たとえば、「コンピュータ」ではなく「コンピューター」のほうが探しやすくなります。

グラフに表示される企業はオン・オフの切り替えができます。上図をご覧ください。たとえば「スマートフォン」では、関連企業が10社表示されていましたが、キャリア3社に楽天が加わったことで4社に絞り込んでみました。グラフ内にある企業名横の○印をクリックあるいはダブルクリックすることでお好みの企業のグラフだけを表示することができます。

バブルチャートや関連企業でヒントを探す

日経トピックは個別企業(有料ID向けサービス)の分析でさらに威力を発揮します。個別企業ページの左タブ「日経トピック」をクリックすると、下図のような2種類のグラフが表れます。

左の円グラフをバブルチャートとよび、その企業とキーワードの結びつきの度合いを円の大きさで表しています。関連性が高いほど円が大きくなります。右側はトピックの相関値に関するヒストリカルチャートで過去3カ月分の日々の推移を示しています。

上図の事例は、株価検索のもっとも多かった「すかいらーく」をとりあげてみました。すかいらーくは事業や業績ではなく、大株主による株式売却が材料としてもっとも注目されていることがうかがえます。

 

もう少し、ほかの銘柄で調べてみましょう。任天堂をクリックすると「ニンテンドースイッチ」が最大のキーワードと表示されます。この「ニンテンドースイッチ」をクリックすると、左下に関連記事の見出し一覧が、右下に関連企業の一覧が表示されます。

ニンテンドースイッチの関連企業1位はアルプス電気です。アルプス電気をクリックしてみてください。「増配。任天堂スイッチへの部品供給で業績好調…」といったような記者コメントが目に入ってきます。ニンテンドースイッチの売れ行きはアルプス電気の業績に影響を与えることがわかりました。

このようにひとつの企業にいくつかのテーマがつながり、その中でも市場が注目していると思われる材料には濃淡があり、そしてその材料から関連する別の企業を探り、その企業からまた新たなテーマを追いかける、というようにキーワードの連鎖を通じて銘柄を楽しく探索することができます。

就職活動、営業・取引にも幅広く活用

これまでは官公庁、メディア、取引所のすべてが「電機」「自動車」「小売」といった伝統的な縦割りの区分で企業をみてきました。こうしたカテゴリーで企業をとらえても株式投資で将来のテーマを展望したり、未来の成長株を探ったりすることに限界があります。日経トピックではこうした投資のアプローチを考える際に有用なツールになります。

しかも、使い方は投資に限りません。就職活動をしている学生は企業の特徴や属性をつかみやすくなります。営業担当であれば取引先企業がどういう切り口でみられているのか、話題のテーマは何かを探るヒントをつかめます。経営者やIR担当者などプロの方でも自分の企業がどういうふうにみられているかを知る手がかりになります。

※「関連記事」は必ずしも本文も閲覧できるわけではありません。専門誌の記事などは別途、有料IDが必要になる場合があります。

(日経会社情報PREMIUM開発チーム 田中彰一)