初めて株式投資に使った金額は??
「投資初心者」にズバリ訊く!投資を始めてみて感じたこと
2018年から「つみたてNISA」がスタートするなど、資産形成を始めやすい環境が着々と整ってきている。それでも「投資は何かコワイ」、「損してしまいそう・・・」と思ってしまい、最後の一歩を踏み出せない人もまだまだ多いようだ。
そうしたとき、「投資のセンパイ達はどのようなきっかけで始めて、実際に始めてからどのように感じているんだろう?」と疑問に思うはず。そこが分かれば最初の一歩を踏み出す参考になるかもしれない。
そこで証券取引アプリを提供しているOne Tap BUYが、「One Tap BUY 日本株」アプリを利用している顧客全員(うち投資初心者は約8割)を対象にアンケートを実施しているので、以下でその調査結果(回答数3507)をご紹介しよう。
株式投資を始めてみた感想
まず株式投資を始めてみた感想を訊いたところ、「勉強になった(企業、経済、相場に詳しくなった)」が49.2%とほぼ半数にのぼり、「楽しかった、生活が充実した」も7.6%となった。経済的なリターン以外でも、投資活動としての満足感を得た人が多かった。
他の回答では、良好な投資環境のなか「儲かって嬉しかった」が7.6%となった反面、「損して悔しかった」人も6.1%となった。投資は儲かるときもあれば損をすることもある。実際に始めることでその実感を持つことができたということだろう。
Q. 2017年に株式投資を始めてどうでしたか?
株式投資に使ったお金
次に、2017年に株式投資に使った金額(One Tap BUY以外の取引も含む)について聞いたところ、「10万円未満」が全体の64.9%で最も多かった。また自身の貯蓄額に対して投資に費やした金額の割合を質問したところ、回答者の73.1%が「10%より低い」と答えた。
これらの結果から、投資の入口に立った人たちはまずは少額から、慎重なスタンスで始めているようだ。こうした人たち向けとして、手軽に小口で投資できるといったサービスへのニーズは高いだろう。
Q. 2017 年に株式投資に使ったお金(One Tap BUY以外の取引も含む)はいくらでしたか?
Q. 2017 年に株式投資に使ったお金は自身の貯蓄に対して何割に当たりますか?
最初の銘柄を買った決め手
投資の第一歩、最初の銘柄を買う時には思い切りが必要で躊躇してしまう人も少なくない。そこで「最初の銘柄を買った決め手や動機」を聞いてみたので、多かった回答を見てみよう。
Q. 最初の銘柄を買った決め手(動機)は何ですか?
【身近なところから派】
「(その企業の商品・サービスを)いつも利用しているから、ヘビーユーザーだから」
「よく知っているから」
「好きだから」
「有名だから」
【憧れ派】
「ウォーレン・バフェットが持っているから」
「スティーブ・ジョブズを尊敬しているから」
【サービスを利用して派】
「マンガを見て」
「アプリの一番上にあったから」
「キャンペーンセールだったので」
最も多かった回答は、「(その企業の商品・サービスを)いつも利用しているから、ヘビーユーザーだから」となった。次に「よく知っているから」、「好きだから」、「有名だから」といった回答が並び、投資対象の企業が身近であることがきっかけになっているようだ。
One Tap BUYでは、日本株30銘柄、米国株30銘柄の中から株式を購入できるが、投資家が最初に買った銘柄としてダントツだったのは「任天堂」。続いて「アマゾン」、「アップル」、「トヨタ」、「楽天」という順位であったとのことだ。
これらの調査から、投資のセンパイは「まず無理のない範囲内で」、「身近な会社の株式から」始めていることが分かった。色々と事前に調べることも大事だが、アンケート結果にあるように実際にやってみて初めて気づくことも多いはず。投資を始めるうえで、「少額でとりあえずやってみる」というのも一つの方法かもしれない。
【調査概要】
● 調査時期:2018 2018年1月5日(金)~1月9日(火)
● 調査方法:スマートフォンアプリでの調査
● 調査対象:One Tap BUY「日本株」アプリ使用者
● 調査エリア:全国
● アンケート回答数:3507
(東証マネ部!編集部)
(参照元)One Tap BUY 「ズバリ訊く、投資を始めてみて感じたこと One Tap BUY(投資初心者中心)アンケート」