家計を見直し、お金が貯まる人になろう

提供元:たあんと

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最近、「家計の見直し」という言葉をよく耳にします。家計の中には意外と無駄が多いものです。贅沢などしていないのに、なぜお金が貯まらないのか。そんな悩みをもつ人は少し無駄を見直すだけでも毎月の支出が大きく下がる場合があります。

少子高齢化が進み、経済が不安定な時代、家計を賢く見直して将来に備えることで、日々の生活にも「ゆとり」が生まれるでしょう。

日頃の心掛けが家計見直しの第一歩

まずは「意識を見直す」ことから始めてみましょう。家計の見直しチェックシートを用意しましたので、日常生活を振り返ってみてください。1つでも当てはまれば要注意で、家計を見直す余地があるかもしれません。

家計の見直しチェックシート

□ お金のことを考えるのは面倒くさい。
□ どちらかというと衝動買いが多い。
□ 家計簿はつけない。
□ 収入は昔より増えたのに、なぜか貯蓄が増えない。
□ 生命保険は人に勧められるままに加入した。
□「頭金ゼロ」で住宅ローンを組んだ。
□ クレジットカードでリボ払いをよく利用する。
□ 宝くじをよく購入する。

最近は買い物でポイント還元を行うところが増えています。ポイントが貯まるとうれしいものですが、預金とは違い、貯めておいても利子が付きません。もっとも今は預金もほとんど利子が付きませんが、それ以外にも有効期限が切れてしまったり、ポイントを発行していた企業が倒産してしまったり、多くのリスクがあります。

そのため、一定のポイントが貯まらないと使えない場合を除けば、早く使うのが賢い利用法といえるでしょう。あなたがその企業に無利子でお金を貸しているようなものだからです。

些細なことかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」ということわざもあるように、そういう意識の持ち方が大切です。「家計の見直し」の第一歩は日頃からムダをなくそうという心掛けにこそあるのです。

お金が貯まるちょっとしたコツ

総務省統計局の「家計調査」によると、平成27年の2人以上世帯の平均貯蓄現在高は1,805万円です。でも自分はそんなに貯蓄がないという人もいるでしょう。

そもそも、お金が貯まる人とお金が貯まらない人ではどこが違うのでしょうか。もちろん収入は大きな要素ですが、仮に同じ収入でも考え方次第で貯蓄額には大きな差がつきます。そこで、お金が貯まるちょっとした「コツ」を紹介しましょう。

まず住宅ローンや老後資金など具体的な「目標」と「目標額」を設定します。その際にいつまでに貯めるのかという「期間」を忘れてはいけません。最後に「目標額」と「期間」から毎月いくら貯めていけばいいのかを逆算します。

ここで大切なのは、余ったお金を預金するのではなく、給料が入ったら先に貯蓄にまわすお金を預金口座などに分けてしまうことです。そこから月々の光熱費やローンなどの固定費を引くと、残りが生活費になります。考え方を逆転させるわけで、公式にすると下のとおりです。

× 収入-(生活費+固定費)=貯蓄
〇 収入-貯蓄-固定費=生活費

公式からも明らかなように、生活にゆとりをもたせるには固定費の削減が欠かせません。一般的に固定費で大きな割合を占めるのは住宅ローンと生命保険料です。金融の専門知識も関わるので無駄を見落としがちですが、見直し次第では大きな削減効果が期待できます。

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