投資ってなんだ!?
投資の目的を知り、生活の中でお金を振り分ける
提供元:日興アセットマネジメント
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前回の記事では、『潤いのあるくらし』で人生100年時代を乗り切るために、その元手(お金)を投資で作っていきましょう、ということをお伝えしました。
今回は、投資の目的が世代によって異なることと、どのような考えでお金を投資に振り分ければよいのかについて、お伝えします。
世代別に投資の目的を知っておこう、専門家である必要はない
引退世代は、誰しもお金を取り崩していかなければならなくなります。そして、『潤いのあるくらし』を続け、長生きリスクに備えておくために、投資の成果を使っていきたいのです。
一方、資産形成世代(現役世代)は、引退後に『潤いのあるくらし』が続けられるよう、今から投資でお金を蓄えておきたいのです。このように、投資の目的は世代別に異なることを知っておく事が大切です。
次に、どの世代も今の仕事や趣味を優先することになると思いますので、常に株式や為替などの価格(相場)を追いかけず、専門知識も必要としない前提で投資ができる方法を考えます。投資には、リターンをあまり損なわずにリスクを小さくするような手法があり、専門家がこの手法で運用する金融商品もあります。ですから、必ずしもご自身が専門家である必要はないのです。
必ず必要なお金とじっくり育てるお金に振り分ける
多くの方は、生活費や子どもの学費といった必ず必要なお金を、備えとして普通預金などに預けている部分と、投資などには興味がなく“何となく預貯金にしているお金”の部分があると思います。
この“何となく・・・”のお金に働いてもらい、『潤いのあるくらし』を送るための元手(お金)を作っていただきたいのです。「お金に働いてもらう」とは、リスクは高からず、リターンがほどほどの “じっくり育てるお金”に振り分けることで叶うでしょう。
もし引退まで時間がある資産形成世代であれば、さらにリターンが期待できる “しっかり増やすお金”に振り分けることも有効かと思います。
引退世代は人生100年時代に『潤いのあるくらし』を続けるために、資産形成世代は来たる『潤いのあるくらし』ができるように、“何となく・・・”のお金を、“じっくり育てるお金”や“しっかり増やすお金”に振り分けることを検討してはいかがですか。
(日興アセットマネジメント チーフ・ストラテジスト 神山直樹)