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【歴女の投資術】5年で株価10倍!「スタートトゥデイ」の3つの魅力

提供元:Mocha(モカ)

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小さなベンチャー企業が、これまでなかった独創的なサービスや商品を世に送り出し、大企業へと成長するー、投資で勝つには、まずは歴史から、このシリーズでは、様々な企業(銘柄)の歴史をご紹介致します。

スタートトゥデイの魅力その1:新ZOZOスーツによる新戦略

「今日は非常に大事な日です。社員にとっても僕にとっても」

4月27日に行われた決算説明会で前澤友作社長は報道関係者やアナリストたちを前にこう切り出しました。「ユナイテッドアローズ」や「ビームス」など人気ブランドを数多く取り揃え、国内最大のファッションECサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイは、今年創立20周年。

この日、同社で初めてとなる中期経営計画を発表しました。2021年には会社の営業利益を約3倍とする強気の計画は同社のプライベートブランド「ZOZO」の成功があってこそ。その命運を握る新ZOZOスーツを前澤社長自ら身につけ実際に計測実演も行いアピールしました。

スタートトゥデイの魅力その2:カリスマ社長率いる20年の歴史

スタートトゥデイの歴史は、前澤友作氏がバンド活動をしていたときに輸入CD・レコードの販売を始めたことからスタートします。前澤氏は千葉県鎌ケ谷市出身、「サラリーマンにはなりたくない」と早稲田実業高校在学中にインディーズバンドを結成し、1995年にはメジャーデビューを果たします。1998年5月に、 輸入CD・レコードの通信販売を目的に、東京都江戸川区に「有限会社スタート・トゥデイ」を設立します。

2000年からはアパレル商材を中心としたEC事業のさきがけとなるインターネット上のセレクトショップEPROZE(イープローズ)をオープン。2001年にバンド活動を休止後、2004年には17店のインターネット上のセレクトショップを集積したファッションショッピングサイトZOZOTOWN(ゾゾタウン)の運営を開始しました。
同社の転機となったのは、2005年に国内最大手のセレクトショップユナイテッドアローズが本格出店したことです。これを期に、全国の若者の支持を集め、急拡大となりました。

スタートトゥデイの魅力その3:高収益体質

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スタートトゥデイの強さはその利益率の高さです。 同社のビジネスモデルはテナントの出店者から手数料を得る「受託販売」方式。テナントで売れた金額のうち約3割がスタートトゥデイの取り分となり、これが同社の売上高にあたります。日本のECコマースでは一般的に1割も満たないので、他社に比べて非常に高いのが特徴です。また会社の稼ぐ力を表す営業利益率は約33%。ユニクロ(ファーストリテイリング)は10%弱ですから、高収益体質であるのがわかります。業績の拡大に伴い、同社の株価は2013年から5年で10倍となりました。

10月には「スタートトゥデイ」から「ZOZO」に社名を変更することを発表しました。
同社の理念は、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」
前澤氏の強い指揮のもと、同社はファッションを通じて実現を目指しています。

*本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。

[執筆:ファイナンシャルプランナー岡田 禎子]

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