貯まらない人がぜひ実行するべき!お金を着実に増やす方法
提供元:たあんと
「お金を貯めるのって難しい……。どうすれば貯まるの?」そう悩む人は少なくありません。気づくと銀行口座の残高が心もとなくなり、次の給料日を指折り数えてはいませんか。お金を貯められる人と貯まらない人にはどのような違いがあるのでしょうか。
あなたは貯まる人?貯まらない人?チェックしてみよう!
まずはあなたが「貯まる人」か「貯まらない人」か、下記の図表でチェックしてみましょう。
「貯まらない人」で5つ以上、項目が当てはまっているなら要注意です! 一方、「貯まる人」で5つ以上当てはまっているのであれば大丈夫。そんなあなたはきっちりお金が貯まっている「お金美人」ですよ!
あなたは大丈夫!? お金が貯まらない人がやりがちな行動5つ
お金が貯まらない人には、5つの共通した行動パターンが見られます。
【1】 お金を貯める”仕組み作り”ができていない
お金を貯めるためには、まずは貯蓄をして残ったお金でやりくりをする「先取り貯蓄」が基本です。「生活費が余ったら貯金に回そう」と考えていては、いつまで経ってもお金は貯まりません。
【2】 言い訳を考えてしまう
お金が貯まらない理由を、「収入が少ないから」「一人暮らしだから」と言い訳していませんか? 言い訳をすることで、お金が貯まらなくても仕方ないとあきらめてしまっては、それ以上貯蓄が増えることはまずありません。似たような状況でも、貯蓄ができている人はできているのです。
【3】 ぜいたくではなく、ムダ遣いをしている
「ぜいたくはしていないのにお金が貯まらない!」という人は、ムダ遣いをしている可能性が高いです。ジュースやお菓子など、少額かつ”消えもの”であるためにそのムダに気づきにくいのです。ぜいたくにお金を使えば、減るお金も多いですが記憶にも残ります。一方、ムダ遣いは何も残らない割に意外と多くお金を使ってしまう、とても残念な出費であるとも言えるのです。
【4】 優先順位付けや整理整頓が苦手
家の中やデスク回りが散らかっていることも、お金が貯まらない人の傾向の1つです。整理整頓とは、片づけるだけでなく、使いたいときにすぐ使えるようにすることが基本。それは物だけではなく、お金も同様です。何にお金を優先的に使うべきか、そのお金をどこからどのようにねん出するのか、といった優先順位をつけることが苦手な人は、貯蓄が苦手な傾向にあります。
【5】 お金を貯めてから物を買えない
「欲しいものは、お金を貯めてから買う」。小学生でも理解できる話です。ところが、欲しいものはクレジットカードで購入する人もいます。中には、「今、手元にお金はないけれど、引き落としまでのタイムラグまでにはお金ができているはず」と、甘い見通しでカード払いにする人もいます。その後、引き落としの際、お金が足りずにリボ払いに切り替えて急場をしのぐ人を何人も見てきました。その後は終わらないリボ払いと増え続ける元本に苦しむ流れに……。
いかがでしょうか? なぜお金が貯まらないのか、なんとなくその理由に気づき始めている人もいらっしゃると思います。つまり、自分にあてはまる項目と反対の行動をするだけでお金が貯まるのです。
貯まる人は「積立」をしている
まず手っ取り早く「貯まる人」になるためには、「先取り貯蓄」を始めましょう。仮に月5万円、ボーナス時に20万円×2回の貯蓄をすると、年間100万円貯めることができます。長い時間をかけて毎月コツコツ貯めることは、資産形成において最も大事なことです。また、目的を設定して積立をすると、その用途以外には使えないという気持ちが働き、軽い気持ちで引き出せなくなる効果が期待できます。
しかし、現在の預貯金につく金利は微々たるものです。そこで、積立額の一部を投資商品で積み立ててみるという方法もあります。預貯金で積み立てるより、資産が増える可能性があります。
投資商品で積立をするなら、「つみたてNISA」の利用をおすすめします。年間の投資上限額40万円で購入した投資信託の運用益にかかる税金(20.315%)が最大20年間、非課税となるんです。
毎月何万円も貯められない!でも大丈夫。毎日100円の先取り投資!
「投資は値下がりするかもしれないから怖い……」という人もいるかもしれません。確かに、1つの銘柄に全財産をつぎ込んで、イチかバチかの大勝負に出るような投資は、ギャンブルと同じです。しかし、毎月一定額を積立することで、価格が安いときは多く、高いときは少なく買い続けることで一気に値下がりするリスクを減らし、結果的に平均購入単価を抑えることができるのです(ドルコスト平均法)。
しかも、つみたてNISAなら毎日100円から積立ができる金融機関もあるんです。例えば、毎日習慣的に買ってしまっているジュースを買ったつもりで積立投資する、というのも面白いですね。消えもので終わるのか、着実に積立運用をするのか。同じ100円でも、その差は歴然でしょう。
また積立投資だと、最初に手続きするだけであとは毎日勝手に引き落とししてくれるので、手間要らず。知らない間にお金が貯まっていきますよ。
まずは先取り貯蓄と、少額から始められるつみたてNISAで、しっかり貯めてみてはいかがでしょうか。
著者:丸山晴美(ファイナンシャルプランナー)
(提供元:たあんと)