30〜35歳の独身男性会社員200人にアンケート!
独身ビジネスマンの貯金額、50万円以下は4割
仲のいい友達でも話しにくいのがお金の話題。特に、預貯金については他人に聞きづらい、という人がほとんどだろう。周りと比べて自分はどうなのか知りたいけれども…。そこで、30~35歳の独身男性会社員200人に、気になる「預貯金額」について聞いてみた(協力:アイリサーチ)。
現在の預貯金額は?
【平均 392万円】
・0円(なし) 14.5%
・1円~50万円 27.5%
・51万~100万円 10.0%
・101万~300万円 17.5%
・301万~500万円 8.0%
・501万~1000万円 12.0%
・1001万円以上 10.5%
最も多かったのは「1円~50万円」で、3割近くになった。「0円(なし)」と合わせると、4割以上の人が50万円以下の貯金という結果に。一方で、最高額の4200万円を含む「1001万円以上」の人が約1割いることで、預貯金額の平均が「392万円」に引き上げられている。貯められる人と貯められない人の格差が浮き彫りになった形だ。では、こうした世知辛い現実を踏まえた上で、理想の預貯金額はどれくらいなのだろうか?
これだけは確保しておきたい! と思う最低預貯金額は?
【平均 793万円】
・0円(なし) 11.0%
・1円~50万円 26.5%
・51万~100万円 15.0%
・101万~300万円 13.5%
・301万~500万円 12.0%
・501万~1000万円 12.0%
・1001万円以上 10.0%
実現不可能そうな金額を答えた人もいて、平均額は「793万円」と大きく上昇したが、それぞれの項目のパーセンテージは現在の預貯金額とほとんど変わらなかった。最も多かった回答も「1円〜50万円」のままだった。過半数の人が100万円以下の預貯金を目指している一方で、平均額を上げる少数派がいるという構図がここでも露わに。
預貯金にまつわる赤裸々な実態が明らかになったが、実際に友人に預貯金額を聞かれた場合はどうするのだろうか?
友達に預貯金額を聞かれたら教える?
・教える 14.0%
・教えない 86.0%
【教える 14.0%】
「相手の貯金額を先に聞いてその額によって伝える金額を多少変更する」(30歳)
「言っても困らないような金額なので」(31歳)
「だいたいのところだけを教える」(32歳)
「たいした額じゃないのでハッキリ言う」(33歳)
【教えない 86.0%】
「お金に関することはぺらぺら喋ることではないと思うから」(30歳)
「同世代の友人と比べて貯金が多い方だと思うので、嫌味に聞こえそうだから」(31歳)
「金銭関連はトラブルの元なので」(34歳)
「たくさん貯金をしているのを話すのは少し恥ずかしいので、あまり貯金をしていないと言う」(35歳)
「教えない」と回答した人が8割以上になった。「トラブルの元」「嫌味に聞こえそう」という意見が多く挙がった。「教える」派のなかにも「相手の金額を先に聞いて、その額によって伝える金額を多少変更する」というコメントがあり、友人関係を壊さないように配慮する人がほとんどだ。知りたいと思っても、人には聞かないほうがやっぱり無難かも?
(嶋野清明)