塵も積もれば山となる…
精算しそびれた立替金、1番多かった項目は?
営業先への訪問のための交通費や、外での打ち合わせ費用など…立て替えた仕事の経費。気付いたら結構な金額になることもしばしばだが、締め日が近くなるまですっかり忘れていて、追い立てられるように精算を終わらせる人は少なくないだろう。そこで、20~30代の会社員男性200人に「立替払いの精算忘れ」について聞いてみた(協力:アイリサーチ)。
今年、立替払いの精算を忘れたことは…
(2項目から単一回答)
「ある」11.5%
「ない」88.5%
立替払いの精算忘れは総額いくら?
平均1万6887円
約9割が精算していると回答した。でも、10人に1人程度は忘れているという結果でもある。会社全体を考えると少なくないのかもしれない。精算忘れの平均額は「1万6887円」だったが、一体どんなものを精算し忘れてしまったのか? 具体的な項目とその金額についても聞いてみた。
過去に精算しそびれてしまった立替金は?
「電車の切符代金。たまったらこれくらいになった」(2500円/32歳)
「ガソリン代など立て替えていたのですが、会社がそのまま倒産して精算してもらえなかった。(給料も未払い)」(10万円/36歳)
「接待交際費。相手への手土産代」(2万円/38歳)
「タクシー代の累計」(1万円/29歳)
「会社が倒産してもらえなかった」など厳しいエピソードもあったが、コメントのほとんどは交通費に関連する項目だった。一回一回は大した金額ではないのものの、「塵も積もれば山となる」もの。これを読んでハッとした皆さん、忘れないうちに精算してしまいましょう!
(嶋野清明)