歴女の投資術 すかいらーくホールディングス<3197>

手厚い株主優待で大人気「すかいらーくホールディングス」3つの魅力

提供元:Mocha(モカ)

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小さなベンチャー企業が、これまでなかった独創的なサービスや商品を世に送り出し、大企業へと成長するー、投資で勝つにはまずは歴史から、このシリーズでは、様々な企業(銘柄)の歴史をご紹介致します。

すかいらーくホールディングスの魅力その1:手厚い優待で大人気

「ガスト」「バーミヤン」など、外食でおなじみのすかいらーくホールディングス。同社の株は、手厚い優待でNISAでも保有ランキングの上位に入るなど大人気です。

100株保有で年間6000円の「食事カード」(6月、12月末、各1000円カード×3枚)が貰え、配当と合わせた配当優待利回りは5.75%(2018年10月26日現在)と大変お得な優待となっています。

すかいらーくホールディングスの魅力その2:横川4兄弟とすかいらーくの歴史

同社の歴史は、1962年に横川端・茅野亮・横川竟・横川紀夫の横川4兄弟が、東京都保谷市(現・西東京市)のひばりが丘団地に小さなひもの食品店「ことぶき食品」を開業したことから始まります。

「ひばり」の英名は「SKYLARK」。社名の「すかいらーく」はこの創業の地に由来します。

1960年代後半、ことぶき食品は大手スーパーの台頭により経営危機を迎え、4兄弟はなんとか現状を打破しようと米国に視察に出ます。

当時の米国はアポロ11号が月面着陸し、まさに黄金時代。

「マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナツ、デニーズ……、どの店もぴかぴかに光って見えた」と長兄・端氏はのちの著書で述べています。

カルフォルニアの光溢れる店の中、明るく食事を楽しむ人々の姿が強く印象に残った兄弟たちは、「食事は明るい場で楽しむもの」というコンセプトで、東京・府中市にファミリーレストラン「すかいらーく」第一号店をオープン。

「すかいらーく」は大成功し、80年代には「藍屋」「バーミヤン」など事業を拡大、外食産業を代表する企業となります。

しかし2000年代に入ると業績は悪化し、2006年には非上場化、2011年に投資ファンドのベインキャピタルの傘下に入り経営改革を進め、2014年に東証一部に再上場しました。

同社は2017年に株主優待を3倍にする施策を発表し、個人投資家の注目を集めましたが、株価が上昇したところでペインキャピタルが同社株を売却したことから「一時的に優待を手厚くしただけではないか」という声もありました。

2018年に同社は株主優待券をカード化し、「当面は優待の内容変更はなさそう」と株主をホッとさせました。ただ株主優待の場合、突然の改悪(優待額を減らすなど)・廃止もあることは頭に入れておく必要があります。

すかいらーくホールディングスの魅力その3:株価は年初来高値更新

同社の2018年12月期の会社予想は、売上収益は3738億円(前年比+4%)、営業利益は287億円(同+2.1%)。既存店の強化や、新業態の出店本格化、コスト最適化により増収増益の見通しです。

足元は、9月度の既存店売上高が2ヶ月連続で前年実績を上回り、同社の株価は10月17日には年初来高値を更新しました。

すかいらーくホールディングスの企業理念は「価値ある豊かさの創造」。

11年間続いた投資ファンド傘下から独り立ちした同社は、新たな成長ステージへと踏み出しています。

*本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。

[執筆:ファイナンシャルプランナー 岡田 禎子]