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7月2日、制度開始!

ETFマーケットメイク制度導入後の変化(制度開始後5か月間の検証)

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Stock market graph analysis

ETFマーケットメイク制度がスタートして5か月が経過。対象銘柄の大部分で注文提示状況(スプレッド)が改善した事実と、「業種別指数(TOPIX-17シリーズ)」、「高配当指数」、「ESG」等を対象指標とするETFで、売買代金が増加する傾向が表れていることはこれまでにも紹介したとおり。今回はまず、直近11月の一日平均売買代金(立会内)が、前月10月と比べて活況となったマーケットメイク対象銘柄の上位を紹介する。

●11月に売買代金が増加したマーケットメイク対象銘柄上位(10月比)

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上位15銘柄の中で、「業種別」が4銘柄、「高配当」が4銘柄、「ESG」が2銘柄それぞれランクインした。この他、11月の特徴として、「REIT」を対象指標とするETFが4銘柄ランクインしており、売買が活況だったことが分かる。1位にランクインした「【2517】MAXIS Jリート コア上場投信」は、上場している全てのJリートの中から、比較的大型の銘柄に絞り、構成ウェイトを均等としている株価指数「東証REIT Core指数」との連動を目指すETFだ。
「ESG」に関しても、銘柄によってばらつきはあるものの、2銘柄が上位にランクインした。特に「【1653】ダイワ上場投信-MSCIジャパンESGセレクト リーダーズ指数」は、10月以上に売買が活況となった。

【1653】ダイワ上場投信-MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数

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「業種別(TOPIX-17シリーズ)」及び「高配当指数」ETFの売買代金推移は…?

マーケットメイク制度開始以降、特に顕著な効果が出たのが、「業種別指数(TOPIX-17シリーズ)」と「高配当指数」を対象指標とするETFだが、直近11月の1日平均売買代金は、制度開始前の4-6月との比較で、「業種別指数(TOPIX-17シリーズ)」で約4.6倍、「高配当指数」で約4.3倍の水準まで増加しており、いずれも今年度の最高水準の売買代金を記録した。

●「業種別指数(TOPIX-17シリーズ)」を対象指標とするETFの一日平均売買代金(立会内)の変化

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●「高配当指数」を対象指標とするETFの一日平均売買代金(立会内)の変化

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今後も「東証マネ部!」では、マーケットメイク制度の認知度向上に努めていき、随時、効果を検証していく予定だ。

(東証マネ部!編集部)