2019年2月8日上場
2528:ダイワ上場投信-東証REIT Core指数
提供元:大和投資信託
2019年2月8日にダイワ上場投信-東証REIT Core指数(銘柄コード:2528)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | ダイワ上場投信-東証REIT Core指数(2528) | ||
ファンドの特色 | 東京証券取引所に上場している全てのJリートの中から、比較的大型の銘柄に絞り、構成ウェイトを均等としている株価指数「東証REIT Core指数」との連動を目指すETFです。 | ||
対象指標 | 東証REIT Core指数 | ||
対象指標の概要 | 東証REIT Core指数とは、東京証券取引所に上場する全ての不動産投資信託のうち、時価総額(浮動投資口ベース)および売買代金の水準により銘柄を選定する均等加重型の指数です。2018年2月23日を指数の基準日とし、同日の指数値を1,000としています。毎年6月最終営業日に構成銘柄の定期入替およびウェイトの見直しを実施し、毎年12月最終営業日に構成銘柄のウェイトの見直しを行ないます。 | ||
計算期間 | 毎年3月11日~6月10日、6月11日~9月10日、9月11日~12月10日、12月11日~翌年3月10日 (※最初の計算期間は2019年2月7日から2019年6月10日まで) |
||
分配金支払基準日 | 毎年3月10日、6月10日、9月10日、12月10日(年4回) | ||
管理会社 | 大和証券投資信託委託株式会社 | ||
信託受託会社 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 10口単位 | ||
信託報酬 | 0.2%(税込0.216%)以内 | ||
上場日 | 2019年2月8日(予定) |
新しいETF組成の思い
この記事をご覧の皆さまは、リートという言葉に馴染みはありますでしょうか。
今回新しく上場する「ダイワ上場投信-東証REIT Core指数」にも、「REIT(リート)」という言葉が入っていますね。
リートという言葉を新聞やネットニュースなどで見かけたことのある方もいらっしゃるかと思いますが、リートとはオフィスビルや商業施設といった不動産への投資を行ない、そこから得られる賃貸料収入を主な原資として投資者に分配する商品です。
リートへの投資を通じて、投資者は間接的に様々な不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用の成果を享受することができます。
日本にもリート市場があり、2001年に誕生したばかりの若い市場ですが、2018年12月末現在、61の銘柄があり、時価総額は約13兆円程度の規模に成長しています。
また、リート投資における投資者への分配金は不動産の賃貸料収入などを原資としており、比較的安定した分配が期待できます。
こうした特徴から、歴史的な低金利環境といわれる中、リートへの投資は安定的なインカムを生み出す投資手段として、投資家の間で注目を集めるようになっています。
さて、そのような投資環境の中、2016年10月に弊社のリートETF第一弾として「ダイワ上場投信-東証REIT指数」が上場しましたが、リート市場の成長に伴い、ラインナップを追加することで投資家の皆様にさらなる選択肢を提供したいとの思いから、今回新たなETFを組成することとしました。
新しいETFの特徴
2月8日に新しく上場する「ダイワ上場投信-東証REIT Core指数」は、「東証REIT Core指数」への連動をめざしています。
連動する指数の特徴
東証REIT Core指数は、東京証券取引所に上場しているすべてのJリートの中から、一定の基準に達している銘柄を選定したうえで、それぞれの銘柄の構成比率を均等にした指数です。年に1度、銘柄の入替が行なわれます。
選定基準として銘柄の時価総額や売買代金を設けており、この指数に連動したETFに投資をすることで、Jリートの中でも比較的大型の銘柄に分散投資をすることができます。
連動指標のパフォーマンス
【東証REIT Core指数のパフォーマンス推移】
【暦年別の騰落率】
騰落率 | ||
2009年 | 38.1% | |
2010年 | 28.7% | |
2011年 | -24.0% | |
2012年 | 42.0% | |
2013年 | 39.3% | |
2014年 | 30.1% | |
2015年 | -6.4% | |
2016年 | 10.7% | |
2017年 | -8.7% | |
2018年 | 9.9% |
(出所)ブルームバーグ、東京証券取引所のデータを基に大和証券投資信託委託が作成
(期間)2008年12月末~2018年12月末
※上記はトータルリターン(配当込)の指数を使用しています。
※東証REIT Core指数の算出開始は2018年3月26日ですが、上記のチャートでは基準日である2018年2月23日を1,000ポイントとして遡及算出されており、遡及算出値については、過去の構成銘柄選定において前年度銘柄優先ルールを採用していない等、算出要領の記載と一部異なる方法にて算出を行なっています。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料なども考慮しておりません。
連動指標の主要構成銘柄
【東証REIT Core指数の上位10銘柄】
No. | 銘柄コード | 銘柄 | ウェイト | |||||
1 | 3295 | ヒューリックリート投資法人 | 4.04% | |||||
2 | 3249 | 産業ファンド投資法人 | 4.03% | |||||
3 | 8956 | プレミア投資法人 | 4.00% | |||||
4 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 3.97% | |||||
5 | 3309 | 積水ハウス・リート投資法人 | 3.95% | |||||
6 | 3292 | イオンリート投資法人 | 3.92% | |||||
7 | 8985 | ジャパン・ホテル・リート投資法人 | 3.90% | |||||
8 | 8954 | オリックス不動産投資法人 | 3.88% | |||||
9 | 3283 | 日本プロロジスリート投資法人 | 3.88% | |||||
10 | 8964 | フロンティア不動産投資法人 | 3.87% |
(出所)東京証券取引所のデータを基に大和証券投資信託委託が作成
(基準日)2018年12月末時点
投資家の皆さまへ
個別でのリート投資は、少額では分散投資が難しく、銘柄の選択などに手間がかかります。
そこで本ETFをご利用いただくことにより、1万円程度から分散投資を行なうことができ、より気軽にリート投資をはじめることができます。
さらに、REIT Core指数は比較的大型、つまりコアな銘柄で構成されているため、より安心感のある運用をご提供できると考えております。
弊社では投資家の皆さまのニーズに合わせて、今後も新たな商品を投入していきたいと考えておりますので、皆さまの投資に弊社のETFをご活用いただければ幸いです。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2528/T、Bloomberg:2528 JT Equity、Thomson Reuters:2528.T
(対象指標)
Quick:SREITCORE/TSX、Bloomberg:TREITC INDEX、Thomson Reuters:-
● 対象指標の算出要領
東証REIT Core指数 算出方法
<東証REIT Core指数>
東証REIT Core指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利・ノウハウ及び「掲載する指数の名称」の商標又は標章に関するすべての権利は株式会社東京証券取引所が有しています。なお、本件商品は、株式会社東京証券取引所により提供、保証又は販売されるものではなく、株式会社東京証券取引所は、本件商品の発行又は売買に起因するいかなる損害に対しても、責任を有しません。当データは作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。当データの複製・再配信行為はこれを一切禁じます。