プロが語る!資産形成のすゝめ

人生100年時代、「ゴールベース」での資産形成

提供元:大和投資信託

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Standing with red flag on mountain peak.

みなさんもご承知のとおりですが、この数十年でわが国の平均寿命は大幅に延びており、世界の中で「高齢化社会」の最先端を走っています。また、30年後には、100歳以上の人口は50万人に達することが見込まれています。

つい最近までは、100歳まで長生きする方は珍しく、100歳のお祝いに純銀製の銀杯が贈られていましたが、今や「銀メッキ」となり、早晩この記念品の贈呈もなくなるかもしれません。もう、人生100年時代は現実のものとなろうとしています。

そんななか、近年「ゴールベース・アプローチ」による資産形成の考え方が広がりつつあります。

この「ゴールベース・アプローチ」とは、個人の夢や目標などを叶えるために資産形成を考える方法で、最終目標(ゴール)を定め、そこから逆算して投資を考えるアプローチです。

老後に備える資金、住宅購入のための資金、レジャーなどの娯楽費用、自動車の買い替え費用、子供の教育費用など、様々なライフイベントに基づき、何年後に目標とするお金がどれくらい必要かを計算します。

その金額に対して、現在の金融資産や預貯金をどのように活用し、将来的にどのぐらいの運用利回りがあれば残りの期間を使って実現できるかを逆算していきます。

様々なライフイベントのゴールに対するアプローチは一律ではなく、資金使途の性格や目標金額、投資期間そしてリスク許容度などによっても変わることになります。

例えば、20代や30代の方が、老後資金のゴールを考える場合には十分な期間があり、許容できるリスクは高いため、高い運用利回りを想定したポートフォリオとなります。でもこれが、50代で定年後の資金計画となると、もう少し慎重になります。

また、年齢に限らず、レジャーや車の買い替えなどにまわすために高い利回りでの投資を考えるという目線も必要です。予定外に目減りしてしまったら車の買い替えは諦める、レジャーは海外を国内にするなどの調整も必要になってくるでしょう。

一方、大きくなってくれるのを待ってくれない子供の教育資金のゴールには、より保守的な投資になると考えられます。子供の教育資金を株式に投資して目減りしてしまった状態で、大学入学のために泣く泣く株式を損切りするなんてことになったら目も当てられないからです。

今後は、「ゴールベース・アプローチ」の考え方とDC制度、iDeCoやNISA制度を上手くマッチさせていくことも重要になるでしょう。

例えば老後の資金準備はDC制度やiDeCo、またはつみたてNISAを利用して、目先の税制メリットを享受しながらゴールへの資産形成を考える。子供の教育資金には、従来の学資保険に加えジュニアNISAを検討、5年後ぐらいの車の買い替え資金には、NISAを活用するなど、資金使途やその利用シーン、ゴールに応じて制度を使いわけるのです。

人生100年時代を踏まえ、資産形成にも「ひとひねり」が重要になります。

弊社ホームページには、人生100年時代シミュレーションのツールをご用意しておりますので、お気軽にご利用いただき、今後の資産運用のきっかけとしてみてはいかがでしょうか。

(提供元:大和投資信託)

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