コーヒーもラーメンも1杯目のビールも無料に!?
今チェックしておきたい注目の定額制サービス2019
もはや音楽や映画では当たり前になっている定額制(サブスクリプション)サービス。月額制で、自由にコンテンツを楽しめるサービスだ。
そして、定額制の波はデジタルコンテンツに留まらず、生活に密着した分野にも取り入れられるようになってきている。今注目の定額制サービスを紹介しよう。
飲食店では1日1杯乾杯ドリンク無料の定額サービス開始
最近増えてきているのが、月額を支払えば飲み放題、食べ放題になる飲食系定額制サービス。
●coffee mafia(コーヒーマフィア)
東京・新宿にあるコーヒーショップでは、月額3000円(税込)を支払うと通常1杯300円のラージサイズコーヒーがいつでも無料に。月に10回来店するだけで、元が取れるのだ。さらにその他の対象のドリンクが240円引きになり、またバータイムには生ビールやハイボールなどが1杯280円で提供される。
月額6500円(税込)の会員になると、すべてのコーヒーメニューが毎日無料になる。
●野郎ラーメン
関東4都県で16店舗を構える「野郎ラーメン」では、月額8600円(税抜)で「豚骨野郎」(780円)、「汁無し野郎」(830円)、「味噌野郎」(880円)のいずれかを1日1杯食べられるパスポートを販売。もっとも安い「豚骨野郎」でも、12杯食べれば元が取れる。
決済はすべて店オリジナルのアプリで完結でき、パスポートは全店舗で使用可能だ。
毎日違う店を楽しめる飲食系サービスも
1つの店舗に限定せず、登録されているお店であれば自由に使える定額制サービスも登場している。
●POTLUCK(ポットラック)
さまざまなお店のランチをテイクアウトできるサービス。月額4080円(税抜)(チケット6枚)、月額7800円(税抜)(チケット12枚)、月額1万2000円(税抜)(チケット20枚)の3つのプランがあり、チケットの枚数分利用できる。希望の店舗に受け取りに行く必要があるが、受け取り時間を指定できるので、できたてをすぐに味わえる。
現在は渋谷・恵比寿・代官山・表参道エリアで利用でき、今後店舗やエリアは拡大していくようだ。カレーやハンバーガー、天丼など、その日の気分に合わせて選べるところがポイント。
●GUBIT(グビット)
月額980円(税抜)を支払えば、登録されているお店で毎日乾杯ドリンク1杯が無料になるサービス。専用アプリ上でお店を選び、注文したいドリンクを選択したら、店員に提示するだけでドリンクが提供される。毎日使えば、1杯33円程度となる。
現在は首都圏エリアでしか使えないが、今後は名古屋・関西・福岡などでのサービスも開始予定。
最新サービスは車乗り放題&ライブ行き放題!?
飲食以外の分野にも、定額サービスの波は来ているようだ。
●NOREL(ノレル)
好きな車をレンタルして、自由に乗り換えられるサービス(最低利用期間等の条件あり)。中古車で月額5万9800円(税抜)~、新車で月額7万9800円(税抜)~利用できる。対人・対物・人身傷害保険は月額料金に含まれているため、運転も安心だ。レンタルだから、税金や車検などのランニングコストがかからないところも魅力。
BMW・MINIの新車をはじめ、さまざまな車種から選べるため、「アウトドアを楽しむため」「家族で出かけるため」など、シチュエーションに合わせてチョイスできる。
●sonar-u(ソナーユー)
月額たった1600円(税抜)で、ライブ行き放題になるサービス。サイトで興味のあるアーティストのライブを予約し、完了メールを受付で見せるだけで入場OK。月に何度でもライブに行けるから、さまざまな音楽に生で触れたい人にオススメ。
気に入ったアーティストをサイト上でサポート登録すると、会員費の一部がアーティストに還元され、支援につながるところも画期的だ。
あらゆる分野で取り入れられている定額制。好きな店や趣味を定額で楽しめるのであれば、登録するに越したことはないだろう。
(有竹亮介/verb)