まだ間に合う?45歳夫婦が「ダブルiDeCo、ダブルNISA」で実現する4,000万円の道

提供元:楽天証券(トウシル)

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※この記事は2019年02月04日にトウシルサイトで公開されたものです。

45歳は老後のことを考えるのには遅すぎる?そんなことはありません

老後を20歳から考える人はほとんどいません。現実問題として考えればビジネスキャリアが確立していないし、結婚や子どもが生まれるといった家族設計の可能性も未知数です。家を買うこともピンときていない人が、老後の安心のため、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で満額積み立てているというのは、なかなかないものです。

一方で、いつまでも無関心というのも困ります。45歳の誕生日に「おまえもアラフィフ(50代周辺)の仲間入りだぜ」と友人にからかわれたら即、iDeCo口座の資料請求をしてはどうかと、私はよく説明をしています。

老後のことを真剣に考えるのに45歳という年齢はよりリアリティーが出てきます。結婚するかしないかほぼ確定しますし、子どもの人数もほぼ決まります(増えることもありますが)。将来の年収見通しも現実的に見通せるようになります。家も住宅ローンを組んだ人が多く、しっかり返済し終えることを意識します。

この時、その先の老後について考える余裕がようやく見えてきます。もし気がついたらすぐにiDeCoを実行に移さなくてはなりません。なぜならもう時間が余り残されていないからです。45歳で気がつき、実行できた人は大丈夫。それなりの安心を得ることができます。

今回は、iDeCoとNISA(少額投資非課税制度)を夫婦がともに45歳で口座開設する、「ダブルiDeCo、ダブルNISA」でどれくらい老後資金が貯まるか考えてみましょう。

45歳からスタートするならiDeCoもNISAも65歳をターゲットに

さて、今45歳、あるいはそれ以下である人にとって、一つ朗報があるとしたら「iDeCoは65歳まで積み立てできる可能性が高い」ということ。これは規制緩和の一環で法改正を検討することがすでに示唆されているからです。人生100年時代への対応としては必須であり、実現の可能性は相当高いと思われます。

雇用についても65歳定年制はほぼ実現が間違いないところです。20年前の60歳と比べて今の60歳はほとんど元気な人ばかりであり、労働力人口の減少を考えれば、企業が定年の延長に動くことは(あなたが信じられないと思っても)ほぼ確実といえます。つまり65歳までは稼ぐこともできるし、iDeCoで積み立てる枠組みもある、ということです。

そこで夫婦がともにiDeCoを開設したとします。仮に積立期間は45歳から20年として、企業年金のない会社員であったという前提で2.3万円/月ずつ積み立てを行います。

NISAについては、つみたてNISAを活用し、年40万円をフルで積み立てるものとします。実際にはボーナス増額を活用し、毎月の積み立て額を減らしても構いません。

さて、65歳でどれくらい確保できるでしょうか。

夫婦でダブルiDeCo、ダブルNISAなら、「元本2,700万円」「運用益を加味して4,000万円」も夢ではない

元本ベースでは

iDeCo:月2.3万円×20年=548万円が2口座(月167円の口座管理手数料を引いてある)
NISA:年40万円×20年=800万円が2口座

なので、元本合計でも2,696万円が確保できます。iDeCoは特に、所得税住民税の軽減効果がありますから、税率が掛金の20%としても、夫婦合計で220万円を納税せずに、老後資金へ転化したともいえ大変お得です。

最終的な受け取り額は、運用収益がどれくらい乗ってくるかにもよりますが、夫婦の4口座の合計で20年後の受け取り額は下記の通りになります。

年0.5%  2,835万円
年2.5%  3,493万円
年4.5%  4,360万円

iDeCoやつみたてNISAでは投資信託ベースの運用になりますし、インデックスファンドをコアにした投資戦略を選択することが多いので、年10%のような高利回りを設定した試算を行うべきではありません。

しかしある程度のリスクを取っておいたほうが運用益非課税のメリットも得られますし、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)レベルの分散投資を行ったとすれば4.5%は決して不可能な夢ではないと思います。

なんと45歳からでも3,000万~4,000万円の資産形成のチャンスは残されているのです。

これに厚生年金と退職金が加われば、あなたの老後の不安はほとんどなくなる

あなたがもし片働き(会社員と専業主婦)の家庭であれば月22万円程度の公的年金が、共働き(夫婦とも正社員)であれば月30万円ほどの公的年金が期待できます。

15%くらいの目減りを織り込む必要があるといっても基本的な家計のやりくりをする予算は死ぬまで国が保障します。これだけでも経済的安定がずいぶん確保されます。

また正社員としてある程度長く働いていた場合、多くの会社では退職金があります。モデル水準は各社それぞれですが、仮に1,000万円ずつ共働き夫婦がもらえば、ダブルNISA、ダブルiDeCoに加えて2,000万円が上乗せされます。

雑誌などの特集では、老後に向けて3,000万円といった目標が提示されますが、ダブルNISA、ダブルiDeCoを45歳からがんばれば、老後の安心はかなり確保されるといえます。

課題はむしろ運用より、その原資の確保です。子どもの学費や住宅ローン返済を続けながらがんばるわけですから、しっかり家計管理を行うこと。そして可能なら少しでもキャリアアップを目指すことです。特に非正規雇用の人については正社員への転職をあきらめずチャレンジすると、一気に貯蓄余力も高まります。

子どもが大学生のときは満額積立できず減額することはあるでしょうが、その時期も積み立てをゼロにはせず、継続してみてください。

フォースと共にあらんことを(May the Force be with you)」とスター・ウォーズでは言いましたが、これをまねれば今回のまとめはこんな感じです。

“iDeCoとNISAの力が共にあらんことを!”

(フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャルプランナー 山崎 俊輔)

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