一度は税金で困ってみたい?

宝くじで1億円当選!税金を払わなくてもOKって本当?税金を払う場合はどんな時?

提供元:Mocha(モカ)

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「1億円当たったら、何に使おう」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。年末ジャンボ宝くじになると、1等当せん金は7億円。前後賞も当たれば、なんと10億円です。

当たったときの使い道を考えておくと、当せんしやすいとか。その上で税金のことまで知っておくと、もっと当選確率が上がるかもしれませんよ。

意外と知らない宝くじの収益金の使い道 当せん金はたったこれだけ?

庶民の夢として親しまれている宝くじ。最近1年間でいくら購入されたかを調べてみると、非購入者を含めた全体の平均は、1万3550円だそうです(宝くじ公式サイト平成28年4月実施調査)。

当せん金のことにばかり目がいくのですが、実は宝くじの発売元は、都道府県と20の指定都市です。宝くじの購入代金の中に、すでに税金が含まれているのです。ですから当せん金を受け取ったとしても、非課税所得として、所得税や住民税がかからないことになっています。

宝くじによる平成28年度の収益金の活用内容をみてみると、当せん金は46.8%。実は当せん金の割合は50%もありません。その他、公共事業が39.6%、宝くじの印刷や売りさばき手数料が12.3%、社会貢献広報費が1.3%となっています。

どんなことに宝くじの収益金が使われているのかは、都道府県別に公表されています。ですから、宝くじにはずれて悔しい思いをしている人でも、防災対策や公園整備などに使われていると知れば、あきらめがつくかもしれません。

所得税はかからないが、贈与税はかかる!

上記のように宝くじには所得税はかからないので、確定申告の必要はありません。しかし、「宝くじが当たったら、半分あげるよ」と約束して1億円が当たり、半分の5000万円をもらったらどうでしょうか。

仮に当せん金以外の贈与がなかったとしても、基礎控除の110万円を差し引いた4890万円が課税金額になります。そして55%の税率が適用されて計算すると、2289万5000円の贈与税の納付が必要になります。

また一人ではなく、グループで買って高額当せんをした場合、きちんと一人ひとり当選証明書をもらっておかないといけません。これだけの大金、誰からもらったか税務署から追及されたら困ったことになりそうですね。

どこで買ったかで違う!当せん金の受取方法

「高額の宝くじが当たる」といわれる売り場は全国各地にあります。大安や寅の日、一粒万倍日などには長蛇の列ができるところもあります。また、売り場以外にもインターネットやATMでも宝くじを購入することができます。

当せん金の受取方法は、買った方法で違います。売り場で購入した場合、番号を確かめて、宝くじ売り場やみずほ銀行で受け取ります。当せんしていても調べないと、当せん金は手にできません。当たるかどうかの「ドキドキわくわく」を楽しむなら、売り場での購入がおすすめです。

一方、宝くじ公式サイトで購入すると、登録した口座に当せん金が振り込まれます。インターネットで購入した場合やATM宝くじサービスで購入した場合は、宝くじを購入したときに利用した口座へ自動で振り込まれます。これなら、当せん金のもらい忘れはありませんね。

まとめ

宝くじ公式サイトの調べでは、宝くじの購入理由を「賞金目当て」と回答した方が61.9%、「大きな夢があるから」と回答した方が42.5%いたそうです。

一攫千金を狙って購入する宝くじですが、ある人の計算によると2018年の年末ジャンボの1等の当せん確率は、2000万分の1だとか。パーセントにすると0.000005%です。もし宝くじを投資ととらえたら、最初から損をすると分かっているものに手を出すようなもの。まず稼げません。

投資は投資として堅実に行い、「当たったらラッキー」というくらいの気持ちで、はじめから地方自治体に寄附するつもりで購入したほうがいいかもしれません。

[執筆:ファイナンシャルプランナー 池田幸代]

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