2019年6月4日上場
2552:上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)
提供元:日興アセットマネジメント
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2019年6月4日に上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(銘柄コード:2552)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(銘柄コード:2552) | ||
ファンドの特色 | 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)は、東京証券取引所に上場している全てのREIT(リート)を対象とし、時価総額加重平均で計算されるインデックスである東証REIT指数との連動を目指すETFです。 | ||
対象指標 | 東証REIT指数 | ||
対象指標の概要 | 東証REIT指数は、東京証券取引所に上場している不動産投信(J-REIT)全銘柄を対象とした「浮動株時価総額加重型」の指数です。東京証券取引所が算出・公表しています。 算出方法は2003年3月31日の時価総額を1,000ポイントとして、その後の時価総額を指数化したものです。 |
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計算期間 | 毎年2月9日~4月8日、4月9日~6月8日、6月9日~8月8日、10月9日~12月8日、12月9日~2月8日 (※最初の計算期間は2019年6月3日から2019年8月8日まで) |
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分配金支払基準日 | 偶数月の8日(年6回) | ||
管理会社 | 日興アセットマネジメント株式会社 | ||
信託受託会社 | 三井住友信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 1口単位 | ||
信託報酬 | 0.2646%*(税抜0.245%)以内 *消費税率が10%になった場合は、0.2695%になります |
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上場日 | 2019年6月4日(予定) |
新しいETF組成の思い
日興アセットマネジメントは2019年6月4日、上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(証券コード:2552)を新たに上場いたします。
当ETFの投資対象であるREIT(リート)とは、投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設、マンション等の不動産を購入し、その賃料収入等を投資家に分配するという仕組みの証券化商品です。REITを使うことで少額から不動産に間接的に投資ができることや比較的配当利回りが高いことから人気を博し、日本のREITの市場規模は時価総額ベースで10兆円*を優に超えています。
*2019年3月末時点
日興アセットにはすでに同じ東証REIT指数に連動する運用成果を目指すETF・上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(愛称:上場Jリート)(1345)を運用しております。皆さまからのご愛顧を賜り、おかげさまで資産残高2000億円*を超えるETFに成長いたしました。
*2019年3月末時点
同じ指数に連動するETFが既にあるのにどうして今回のETFを設定・上場させたの?と思われる方もおられると思います。実は、今回新たに登場する上場Jリート(ミニ)は、投資家の皆さまからの声にお応えする形で、より手軽に使っていただける商品を届けたいという思いから誕生いたしました。特徴について、詳しくご紹介させていただきます。
新しいETFの特徴
上場Jリート(ミニ)の特徴は以下の3つです。
・より低いコスト
既存の上場Jリートが信託報酬0.324%*1(税抜0.3%)だったのに対し、今回のものはさらに経費率を下げ0.2646%*2(税抜0.245%)にて設定しております。
*1・・・消費税率が10%になった場合は、0.33%になります
*2・・・消費税率が10%になった場合は、0.2695%になります
・最少取引単位価格の引き下げ
上場Jリート(ミニ)の名前の通り、この銘柄は比較的少額で投資できるよう設計されています。当初設定額は1口2000円、取引の最小単位を1口に設定しておりますので、2000円程度から日本の不動産に間接的に投資が可能。もちろん、分配金もお受け取りいただけます。
・偶数月の隔月分配
今回上場する上場Jリート(ミニ)は1年に6回偶数月の8日に分配金が支払われるようになっています。年に1度しか分配金が支払われない銘柄の場合、購入いただくタイミングによっては分配金を受け取るまでに時間がかかることがありますが、こちらの銘柄はいつご購入いただいても2か月以内に決算があり、収益分配金が支払われます。*
*分配金額は決算時に収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますが、分配原資が十分でない場合分配を行わないことがあります。
また、既存の上場Jリート(1345)も同じく隔月分配ですがこちらは奇数月の8日が決算なので、上場Jリート(ミニ)と両方保有いただくことで、毎月分配金を受け取っていただける仕組みとなっています。
連動する指数の特徴
東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場している全てのREIT(リート)を対象としたインデックスで、時価総額加重平均で計算されています。2019年3月末時点での組入銘柄数は62銘柄。この指数に投資することで日本のREIT市場全体に投資するのと同じ効果が期待できます。
連動指標のパフォーマンス
【東証REIT指数のパフォーマンス推移】
【東証REIT指数 過去5年の騰落率】
グラフ期間 | 騰落率 |
2014年度 | 27.2% |
2015年度 | 1.7% |
2016年度 | -6.3% |
2017年度 | -4.9% |
2018年度 | 13.0% |
※2014年3月31日~2019年3月31日
投資家の皆さまへ
東京オリンピックを前に、日本のREIT市場はこのところ堅調な値動きが続いています。マンション経営に挑戦するのはまとまったお金と勇気が要りますが、今回ご紹介した上場Jリート(ミニ)なら、手軽に少額から国内の不動産に分散投資が可能。既存の上場Jリート(1345)と併せて活用する戦略も、分配金の受取回数を増やしたい方にはおすすめです。
日興アセットマネジメントは今後もより一層の商品の充実に努め、幅広い投資機会をご提供してまいります。引き続き日興アセットETFのご愛顧を宜しくお願い申し上げます。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2552/T、Bloomberg:2552 JT Equity、Thomson Reuters:2552.T
(対象指標)
Quick:155、Bloomberg:TSEREIT Index、Thomson Reuters:TREIT
● 対象指標の算出要領
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/cal_7_reit.pdf
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・㈱東京証券取引所は、当社又は本件商品の購入者のニーズを、東証REIT指数の指数値を算出する銘柄構成、計算に考慮するものではない。
・以上の項目に限らず、㈱東京証券取引所は本件商品の設定、販売及び販売促進活動に起因するいかなる損害に対しても、責任を有しない。