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常識を疑え!ツミレバ投資術

長期積立レバレッジ投資の可能性

提供元:大和投資信託

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レバレッジ投資の怖さ

レバレッジファンド(投資信託)は、ブル・ベア型で日々の値動きが対象指数の数倍になることをめざし運用されるファンドです。

日々の値動きが対象指数の2倍や3倍となり、値動きの上下が続くと、時間とともにファンドの基準価額は下がる可能性があるファンドのため、短期売買目的のファンド商品として購入されます。

※上記はあくまで過去の実績と結果を示したもので、必ずしも将来の成果を示唆・保証するものではありません。

米国ハイテク株を例に見てみると、上記のグラフは米国ハイテク株の代表的な指数であるNASDAQ100指数(配当なし)と、日々の値動きがNASDAQ100指数の2倍の値動きになることをめざす米国上場ETF「Rydex Nasdaq 100 2X Strategy Fund」(以下、レバレッジETF)、それぞれに一括投資した場合のパフォーマンスを表しています。

上記のグラフを見ると、レバレッジ投資が長期投資に向いていないとわかります。これがいわゆるレバレッジ投資の「常識」ですが。。。

長期積立レバレッジ投資の可能性

投資はしてみたい、でも、まとまったお金がないという方にオススメなのが、長期積立投資です。

次のグラフを見てください。

※上記はあくまで過去の実績と結果を示したもので、必ずしも将来の成果を示唆・保証するものではありません。

これは先ほどのNASDAQ100指数に一括投資した場合と、毎月300米ドルずつ積立投資した場合のパフォーマンス比較です。濃い青色の線が積立投資金額の推移で、うすい青色の線が一括投資した場合の投資金額の推移、灰色の線が毎月300ドルの積立分、つまり元本の推移です。

積立投資のほうがパフォーマンスの良い結果がでています。一括投資は元本が約2倍に増えましたが、積立投資は約4倍のパフォーマンスがでています。

さらに、次のグラフを見てください。

※上記はあくまで過去の実績と結果を示したもので、必ずしも将来の成果を示唆・保証するものではありません。

これは先ほどのグラフに、レバレッジETFに一括投資した場合と、積立投資した場合を加えたグラフです。

レバレッジETFに積立投資したケースが、NASDAQ100指数に一括投資したケースを上回り一番良いパフォーマンスとなりました。元本約6.6万米ドルが約35万米ドルと、約5倍に増えました。ただし、グラフの右端を見ると分かるように、レバレッジを活用すると投資金額が大きく減少する局面もあります。

しかし、レバレッジの活用が長期の積立投資のツールとして有効活用できる可能性があると考えています。レバレッジ投資は長期投資に適さないというイメージが、少し変わって見えるのではないでしょうか。

長期積立レバレッジ投資のカラクリ!

長期積立レバレッジ投資のカラクリを紐解く鍵は…「時間分散効果」です。

結論から言うと買うタイミング(時期)を分散することにより発生する効果が「時間分散効果」です。

リンゴを例にして説明すると、リンゴの値段が日々変動しているグラフがあります。

仮に1,000円持っているとして、初日に1,000円分まとめてリンゴを買う【一括買い】と、毎日100円ずつ分散してリンゴを買う【分散買い】、2つの購入パターンでその後、10日後にリンゴを全部売るとどちらが得するのか?

答えは、【分散買い】が得をします。

※計算に際しては、小数点以下第一位を四捨五入しています。

【分散買い】した場合、リンゴの値段が値下がりした期間に安く、多く買えます。特に6日目から8日目にかけては2個以上リンゴを買えます。そして10日後にリンゴを売却した場合の損益は…。

一括買いした場合は300円損失しましたが、分散買いした場合は123円利益が出ます。安い時にたくさん買えたのが効果的でした。リンゴの値段は下がったけれども、買うタイミング(時間)を分散したら利益が出ます。これが時間分散効果です。

ツミレバ投資術のケーススタディ!

前回説明した「レバレッジETF(米国ハイテク株)」の新規設定以降のパフォーマンスを使用したグラフを用いてケーススタディしてみましょう。

レバレッジETFを「分散買い=買うタイミングを分散する積立投資」した場合…

※上記はあくまで過去の実績と結果を示したもので、必ずしも将来の成果を示唆・保証するものではありません。

一括投資の結果は約2.7万米ドル。積立投資の結果は約35万米ドル、その差は約13倍!積立投資の場合、価格が安いところでたくさん購入ができ、そして2009年以降の相場上昇局面でレバレッジが効いて、どんどん評価額が拡大しました。投資手法が違うだけでこんなにも結果が異なります。

このような長期的に値上がりを期待できる投資対象をしっかり選定し、最初に一括で投資するだけが投資ではなく「分散買い=積立投資」という長期積立投資を前提に「時間分散効果」を最大限に活かす、これが長期積立レバレッジ投資のカラクリです。

長期積立投資×レバレッジ=ツミレバ投資術!ツミレバ投資術をもっと詳しく知りたい方は、マジメに面白く投資を考える「インベスタイムズ」のツミレバ博士の「レバレッジ活用講座」まで。

<指数について>
NASDAQ100指数はNasdaq,Inc.の登録商標です。

 

(提供元:大和投資信託)

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