本当は●●万円だったけど…

ボーナスの支給額、家族に正直に伝える?伝えない?

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厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、ボーナスの平均金額は夏季も年末もあまり大きな変動はないという。とはいえ、この冬のボーナスでいくら支給されたか、家族なら気にならないと言えば嘘になるというものだが、はたしてどのくらいの人が家族に本当の金額を伝えているのだろうか? ボーナスが支給される20~50代の社会人500人に、ホンネを聞いてみた。

まず、家族へはどのように伝えているのだろうか。

ボーナス支給額、家族に正直に伝える?

金額まで正直に伝える 47.3%
もらったことは伝えるが、金額は伝えない 26.9%
もらったことは伝えるが、金額も少なめに伝える 1.6%
伝えない 24.2%

約半数がもらったことも金額も正直に伝えるとのこと。特に世代別に見てみると、20代は45.1%なのに対し、30代は46.4%、40代は48.6%、50代になると50.0%と世代が上がるごとに家族との信頼関係が深まるのか、正直に伝える割合が大きくなることが分かった。逆に「伝えない」派も約4分の1はいるようだ。意外にも、「金額を伝えない」人はいても、「金額を少なめに伝える」ヘソクリタイプはほぼいないことが明らかとなった。

ではなぜそうするのだろうか。理由を教えてもらった。

「金額まで正直に伝える」派の理由
・「夫婦で同じ財布だから」(20代女性)
・「相手も同じ職業だから」(20代女性)
・「お金はトラブルの元だから」(20代男性)
・「家計管理は妻には任せているので」(30代男性)
・「特に理由はなく毎月互いに給与明細を見せているから」(40代女性)

「もらったことは伝えるが、金額は伝えない」派の理由
・「夫婦で別々のお財布にしているため」(30代女性)
・「月々の食費・光熱費を払っていれば詳細は伝えなくてもよいため」(20代女性)
・「共通の財布に入れる分だけを伝える」(30代男性)
・「ボーナスの正確な支給額はあくまで、プライベートな部分であるから」(40代男性)

「もらったことは伝えるが、金額も少なめに伝える」派の理由
・「家計管理を任せられていて、パートナーが使いすぎない為」(30代女性)
・「自分が自由に使えるお金を残しておきたいから」(30代女性)
・「相手にボーナスが支給されていないから」(20代女性)

「伝えない」派の理由
・「一人暮らしだから」(20代女性)
・「夫がお金があることがわかると、生活費を出してくれないため」(30代女性)
・「家計の管理は自分で全て行っており、配偶者は普段から何も知らないから」(30代男性)

「伝えない」派の半数以上は独身、単身暮らしが理由。また「金額は伝えない」派では夫婦別財布という回答が多数。ボーナスの額を伝えるかどうかは、家計のやり方によるところが大きいようだ。ただし、気になったのは女性の回答で「夫の無駄遣い」を気にする内容のもの。そこで、男女別の結果を見てみよう。

【男性】
金額まで正直に伝える 56.1%
もらったことは伝えるが、金額は伝えない 21.4%
もらったことは伝えるが、金額も少なめに伝える 0.7%
伝えない 21.8%

【女性】
金額まで正直に伝える 37.1%
もらったことは伝えるが、金額は伝えない 33.2%
もらったことは伝えるが、金額も少なめに伝える 2.6%
伝えない 27.1%

やはり男女差は大きく、男性は半数以上が「金額まで伝える」が、女性のそれは3分の1程度と差が開いた。その理由の中には「主人が贅沢になるから」(30代女性)、「あてにしないでほしい」(30代女性)といったパートナーに手厳しい声も。

今回の結果では、伝える派、伝えない派(伝える必要が無い派)にニ分する結果となったが、「少なめに伝える」という回答が少なかったのは驚きだ。大切なお金のことだからこそ、もしも伝える場合は、家族の間に嘘は存在しない方がよいという結論のようだ。

(馬場愛子)

「お金に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2019年11月
調査対象:全国20~50代の社会人
有効回答数:500件

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