新規上場ETF・ETNの横顔

2020年3月18日上場

2562:上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり

提供元:日興アセットマネジメント

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2020年3月18日に【上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり】(銘柄コード:2562)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり(2562)
ファンドの特色 ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)」の変動率に一致させることを目指すETFです。
対象指標 ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)
対象指標の概要 ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)は、米国の優良企業30社のパフォーマンスを測定することを目指す株価加重指数であり、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われており、為替レートにはTTMが使用されています。この指数は、輸送および公共事業以外のすべての業種を網羅しています。
計算期間 毎年1月9日~7月8日、7月9日~1月8日
(※最初の計算期間は2020年3月13日から2020年7月8日まで)
分配金支払基準日 毎年1月8日、7月8日(年2回)
管理会社 日興アセットマネジメント株式会社
信託受託会社 三井住友信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 0.30%(税込0.33%)以内
上場日 2020年3月18日(予定)

新しいETF組成の思い

日本株式やJリート指数に連動するETFに積極的に投資を頂いている機関投資家から、分散投資のために米国株式に投資するETFも組成して欲しいというお話をよく頂きます。そこで更なる成長が期待できる米国株式に投資をしたいが、為替のリスクは取りたくない、という投資家のために今回のETFを組成しました。

弊社では、すでに上場S&P500米国株(為替ヘッジあり)(2521)を上場させていますが、ダウ工業株価平均はS&P500米国株式よりも指数値に馴染みがあり、水準感が分かりやすいという投資家も多くいらっしゃいます。設定時の最低取引価格は20,000円程度と小口の売買も可能なので、個人投資家にも資産運用、分散投資のツールとして活用して頂きたいです。

新しいETFの特徴

東証に上場しているダウ工業株価平均に連動するETFの中では、最も低い信託報酬料率に設定しています(2020年1月31日時点)。また、年2回決算(1月と7月)なので、分配金を1年間で2度に分散して受け取ることが出来ます。設定時の最低取引価格が20,000円程度なので、取引所の板のティックは約0.05%刻みとなり、売買の際のコスト(理論価格との乖離)は比較的低く抑えられます。

またダウ工業株価平均には先物があるためマーケットメイクがしやすく、マーケットメイカーによる売り板、買い板の提供も行われる予定です。価格の透明性を高めるため、iNAVの算出も行います。

連動する指数の特徴

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)は指数の算出を円ベースで行うため、ETFと指数の連動性がドルベースの指数で算出するものよりもダイレクトで分かりやすい形になっています。

連動指標のパフォーマンス

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)(配当込)の過去1年のパフォーマンスは15.1%の上昇、過去5年では73.5%の上昇となっています。

※2015年1月30日~2020年1月31日
※データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
※データソース:Bloomberg
※グラフは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
※各指数は、グラフの始点に合わせて指数化しております。
※データソース:Bloomberg

連動指標の主要構成銘柄

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)の組み入れ上位10銘柄は、以下の通りです。

※個別の銘柄の取引を推奨するものではありません。
※上記銘柄については将来の組入れを保証するものではありません。
※データソース:Bloomberg

パフォーマンスの特徴

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)(配当込)とTOPIX(配当込)のパフォーマンスを比較すると、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)のパフォーマンスは、過去1年で4.9%、過去5年で40.8%TOPIXを上回っています。

また、ボラティリティ(年率)は、過去1年で1.5%、過去5年では4.9%低くなっており、価格変動リスクはTOPIXよりもダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)の方が低くなっています。

投資家の皆さまへ

機関投資家の皆さまにはもちろん、個人投資家の皆さまにも是非今回のETFを活用して頂きたいと思っています。米国の個別企業までは情報を調べ切れない、個別銘柄をいくつも保有すると管理の手間が面倒という方には、1銘柄で代表的な米国株式に分散投資する本ETFがおすすめです。

日本にお住いの方は、収入や保有資産が日本経済の影響を強く受けがちです。ご自身の保有資産に米国株式を加え、リスクの分散をしてみてはいかがでしょうか。

【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2562/T、Bloomberg:2562 JT Equity、Refinitiv:2562.T
(対象指標)
Bloomberg:DJIBJTH index

● 対象指標の算出要領
https://japanese.spindices.com/documents/methodologies/methodology-dj-averages-japanese.pdf?force_download=true

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジあり)」はS&P Dow Jones Indices LLC(「SPDJI」)の商品であり、これを利用するライセンスが日興アセットマネジメント株式会社に付与されています。Standard & Poor’s®およびS&P®はStandard & Poor’s Financial Services LLC(「S&P」)の登録商標で、DJIA®、The Dow®、Dow Jones®およびDow Jones Industrial AverageはDow Jones Trademark Holdings LLC(「Dow Jones」)の商標であり、これらの商標を利用するライセンスがSPDJIに、特定目的での利用を許諾するサブライセンスが日興アセットマネジメント株式会社にそれぞれ付与されています。「上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり」は、SPDJI、Dow Jones、S&Pまたはそれぞれの関連会社によってスポンサー、保証、販売、または販売促進されているものではなく、これら関係者のいずれも、かかる商品への投資の妥当性に関するいかなる表明も行わず、Dow Jones Industrial Averageの誤り、欠落、または中断に対して一切の責任も負いません。
用語解説

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