住居費ゼロ円も○%!?

全国調査!住居費にいくらかけていい?

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「できる限り住居費は抑えたい」「高くてもできる限りいい部屋に住みたい」と、住まいに関する考えには個人差がある。住居費は家計の中でも最も大きな負担とも言われているが、みんな住居費にいくらならかけていいと思っているのか? 全国の20〜50代の863人に住居の種類も含め聞いてみた。

現在の住まい形態について
Q. 現在何人暮らしですか?

1人 22.9%
2人 24.6%
3人以上 52.5%

実に半数が子供や親などと同居している3人以上の世帯、そのほかは単身やパートナーなどとの2人暮らしだ。では、世帯別にどのような住居に居住しているのだろうか?

Q. 住まいの種類について教えてください。

〈1人世帯〉
賃貸(社宅、寮など含む) 74.3%
持ち家(家族名義など含む) 22.7%
その他 3.0%

〈2人世帯〉
賃貸(社宅、寮など含む) 53.8%
持ち家(家族名義など含む) 45.8%
その他 0.4%

〈3人以上世帯〉
賃貸(社宅、寮など含む) 20.8%
持ち家(家族名義など含む) 78.1%
その他 1.1%

単身世帯は圧倒的に賃貸が多いことがわかる。結婚などによって夫婦2人暮らしになっても約半数が賃貸住宅だ。しかし、3人以上の世帯では実に8割近くが持ち家になる。住まいの形態は、居住する人数によって明確に変わっていくことがよくわかる結果となった。では、住居費にどの程度の支出をしているのだろうか?

住居にかかる費用負担
Q. 月々の住居費はいくらですか?

〈賃貸(社宅、寮など含む)〉
3万円未満 12.4%
3万円以上5万円未満 16.6%
5万円台 15.8%
6万円台 13.5%
7万円台 12.4%
8万円台 5.6%
9万円台 5.4%
10万円以上12万円未満 7.3%
12万円以上14万円未満 3.9%
14万円以上16万円未満 2.5%
16万円以上18万円未満 0%
18万円以上20万円未満 0.3%
20万円以上 0.8%
なし 3.4%

賃貸住宅で最も多い住居費が「7万円台以下」だ。その中でも「3万円以上5万円未満」が最も多くなっている。住宅手当や寮などによる会社からの補助もあるのだろうが、賃貸住宅では多くの人がそれほど高額な家賃を負担していないことがわかる。「10万円以上」の家賃を負担しているのは、全体の15%弱と少数派だ。では、持ち家の場合にはどのくらいの住居費を負担しているのだろう?

〈持ち家(家族名義など含む)〉
3万円未満 13.3%
3万円以上5万円未満 9.3%
5万円台 5.2%
6万円台 4.8%
7万円台 5.4%
8万円台 5.2%
9万円台 2.4%
10万円以上12万円未満 9.1%
12万円以上14万円未満 1.0%
14万円以上16万円未満 1.2%
16万円以上18万円未満 0.6%
18万円以上20万円未満 0%
20万円以上 2.0%
なし 40.3%

持ち家の場合も、最も多いのが「3万円未満」、次いで「3万円以上5万円未満」だ。また、「住居費なし」という世帯が実に40%もの多数を占めていることがわかる。これらの結果から、多くの人ができる限り頭金を貯めて住宅ローンを組み、早期完済しているか家賃を払わずに実家暮らしをしていることが想定される。持ち家に関しても、賃貸同様に「10万円以上」の支出をしているのは少数派という結果になった。

Q.月々いくらまでなら住居費にかけてもいいと思いますか?

3万円未満13.4%
3万円以上5万円未満14.1%
5万円台11.5%
6万円台8.5%
7万円台9.3%
8万円台6.0%
9万円台5.8%
10万円以上12万円未満9.3%
12万円以上14万円未満2.3%
14万円以上16万円未満2.2%
16万円以上18万円未満0.3%
18万円以上20万円未満0.5%
20万円以上1.6%
なし15.2%

「なし」「3万円未満」「3万円以上5万円未満」で4割以上を占めている。多くの人が住居費にはお金をかけたくないと考えていることがわかった。この意識が、賃貸物件でも持ち家でも住居費にお金をかけていない結果に表れているのだろう。できる限り住宅ローンの返済にお金をかけないためにはライフプランを考え、若いうちから貯蓄も意識することが必要だろう。

(手塚大輔)

「お金に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2020年2月
調査対象:全国20〜50代
有効回答数:863件
調査協力:リクルートライフスタイル

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