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知っていて損なし

今こそ見つめ直したい「ETFの特徴」

提供元:ブラックロック・ジャパン

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今年の2月下旬から大きく相場が動きました。皆様ご存知の通り、世界中で新型肺炎感染拡大の影響が色濃くなり、日本のみならず、欧米の各国で市場が大きく動いたのは記憶に新しいと思います。

こうした相場環境の中、ETFが改めて注目を集めました。その理由のひとつとして、ETFの特徴が挙げられます。そこで、ここではETFの主な特徴をみてみたいと思います。

1. 柔軟性:株のように機動的な売買ができる
・ETFは証券取引所に上場しているため、市場が開いている時間はいつでも取引可能
・株式と同様、指値注文や成り行き注文など、柔軟な取引が可能
・日中を通じ、連続的に価格がつき、リアルタイムで売買が可能

2. 透明性:値動きや保有銘柄が把握しやすい
・投資家は、運用会社のウェブサイト等でいつもETFの構成銘柄やそのウェイトを確認することが可能
・証券取引所に上場しているため、現時点での市場価格を把握できる
・主にインデックスの動きに連動するように運用されているため、値動きが把握しやすい

3. 多様性:投資対象はさまざま
・ETFを通じて投資できる投資対象は株のみならず、債券・不動産・コモディティ・テーマ型など、多種多様。従来投資が難しかった投資対象にも証券取引所を通じて投資が可能
・投資目的や投資スタイルにあわせ、複数のETFを組み合わせて活用することも可能

まず、1つ目の「柔軟性:株のように機動的な売買ができる」という点についてみてみましょう。前述のような相場が大きく動く中では、1日の価格の変動幅も大きいことも珍しくありません。そうした状況では、押し目買いの好機と考えて機動的に金融商品を取引したい投資家の方、また、更なる値下がりを想定して早めに売却したいという投資家の方もいると思います。そうしたニーズをETFは満たしています。

株式投資に馴染みのある方であれば、当たり前のように感じられるかも知れません。しかしながら、投資信託の取引経験はあるものの、株式投資の取引経験のない方にとっては、リアルタイムで機動的に売買できるという投資信託にないETFの特徴は、魅力的に映るのではないでしょうか。

続いて2つ目の「透明性:値動きや保有銘柄が把握しやすい」という点はどうでしょうか。ETFは、リアルタイムで市場価格を把握することが可能なため、逐次取引のタイミングを図ることができます。投資信託は1日1回基準価額が算出され、この金額で購入や解約がなされます。今すぐ買いたいと思っても、基準価額が決定するまでは、いくらで購入できるかはわかりません。解約するときも同じです。したがって、相場が大きく動く中では、市場価格を見ながら取引のタイミングを図ることができるETFは、有効な投資手段のひとつとなり得るでしょう。

最後に3つ目の「多様性:投資対象はさまざま」という点をみてみましょう。相場が大きく動いているときは、株式のみならず、債券、不動産やコモディティ等がどのように動いているのかと、気になる方は多いと思います。そうした多様な資産にETFを通じて、株式のように機動的に取引ができます。それぞれの資産の価格の動き方をみながら、ETFを組み合わせて取引することも可能なのです。

以上、最近の相場環境に関連させつつETFの特徴をみてきましたが、どのような相場環境においてもETFの特徴は変わるものではありません。今回お伝えしたETFの特徴を通じて、皆様のETFへの関心が高まるとともに今後の資産形成の一助となれば幸いです。

(提供元:ブラックロック・ジャパン)

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