利回りの高い銘柄も
ETFと分配金
提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント
ETFには分配金が出る銘柄があります
株は配当を出します。ETFにも配当があります。ETFの配当に相当するものは分配金と呼ばれます。
分配金を出すETFもあれば、出さないETFもあります。ETFの分配金の利回りもまちまちです。分配金の頻度は、年に1回のものが多いですが、半年・四半期・隔月のものもあります。
分配金が出ないETFとは
ETFではない一般的な投資信託が出す分配金のルールと比べて、ETFが分配金を出せる条件は厳しく設定されています。
ETFではない一般的な投資信託では、特別分配金という元本の払い戻しに相当する分配金がありますが、ETFではそのような分配金は出せません。
ETFが出せる分配金は以下のように決められています。
配当・受取利息など-支払利子、信託報酬など費用=分配金
例えばETFが保有している株式の価格がどれだけ上昇したとしても、保有している株から配当がなければ、ETFは分配金を出すことはできません。
そのため、ブル・ベア(レバレッジ・インバース)型のETFは分配金が出ません。ブルベア型ETFは先物に投資をしています。先物からは配当や利息は生まれないので、分配の基となるお金がないためです。
分配金の利回りが高いETFは、配当利回りの高い株に投資しているETF、利回りの高いREIT(不動産投資信託)に投資しているETFなどです。
ETFの分配金をもらうためには
株の配当を受け取るには、権利確定日に株を保有している必要があります。ETFも同様です。ETFの分配金の権利確定日にETFを保有していることで、分配金を受け取る権利を得ることができます。
ETFも株と同様に、売買をして約定する日と実際にETFを受け取る日にタイムラグがあるので、権利確定日の2営業日前の権利付最終日までにはETFを購入する必要があります。
(提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント)
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