2020年6月19日にiシェアーズ S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）（銘柄コード：2563）が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

新しいETF組成の思い

弊社では2017年9月に「1655 シェアーズ S＆P 500 米国株 ETF」を上場しました。その後、残高・売買代金ともに着実に増加してきた中で、為替ヘッジ付きの米国株ETFを希望する投資家の声も多く耳にしました。そこで、そうした投資家のニーズを汲み取り、資産形成における新たな選択肢を提供したいと考え、本ETFを上場することとしました。

新しいETFの特徴

1. 米国の株式市場を代表するS＆P500採用銘柄を投資対象としながら、米ドルと円の間の為替変動リスクの低減を図ります

2. 分散投資および長期的な資産成長を目指すために活用できます

3. 東京証券取引所（東証）に上場している円建ての外国株のファンドで、日本株と同じように日本時間で取引できます

連動する指数の特徴

S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）は米国の主要産業を代表する500銘柄から構成されており、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。

連動指標のパフォーマンス

連動指標の主要構成銘柄

パフォーマンスの特徴

日本株はアベノミクス以降の上昇が記憶に鮮明ですが、2006年以降の変化率を比較すると、米国株の力強さが目立ちます。また、今回のマーケットの大きな変動をみて、2008年の世界金融危機の際も米国が震源地だったにもかかわらず、米国株が早く回復したことも記憶に新しいのではないでしょうか。なお、当ETFの対象指数であるS＆P500には、成長率の高さが特筆される巨大IT企業のGAFAM（米アルファベット（グーグル持ち株会社）、米アマゾン・ドット・コム、米フェイスブック、米アップル、米マイクロソフト）が全て含まれています。

投資家の皆さまへ

ここ数年、堅調なパフォーマンスの期待感や各証券会社でのサービス拡充などにより、米国株の投資を行う方が増えてきたように感じます。そうした中、米国株投資をより身近に感じていただくためにも、当ETFの当初1年間の信託報酬率を0.075％（税抜）と東証上場海外株ETFの中で最安の水準に設定しました。中長期の資産形成手段の一つとしてご検討いただけると幸いです。

【参考情報】

● 情報ベンダーコード
（ETFコード）
Quick：2563/T、Bloomberg：2563 JT Equity、Refinitiv：2563.T
（対象指標）
Quick：2563、Bloomberg：2563 Index、Refinitiv：2563

● 対象指標の算出要領
https://us.spindices.com/documents/methodologies/methodology-custom-slice-and-dice-indices.pdf?force_download=true

※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
「S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）」の著作権等について
S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）は、S＆P Globalの一部門であるS＆P Dow Jones Indices LLCまたはその関連会社（「SPDJI」）の商品であり、これを利用するライセンスがブラックロック・ジャパン株式会社に付与されています。Standard ＆Poor’s®およびS＆P®は、S＆P Globalの一部門であるStandard ＆ Poor’s Financial Services LLC（「S＆P」）の登録商標で、Dow Jones®は、Dow Jones Trademark Holdings LLC（「Dow Jones」）の登録商標であり、これらの商標を利用するライセンスがSPDJIに、特定目的での利用を許諾するサブライセンスがブラックロック・ジャパン株式会社にそれぞれ付与されています。指数に直接投資することはできません。iシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）は、SPDJI、DowJones、S＆P、それらの各関連会社（総称して「S＆P Dow Jones Indices」）によってスポンサー、保証、販売、または販売促進されているものではありません。S＆P Dow Jones Indicesは、iシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）の所有者またはいかなる一般人に対して、株式全般または具体的にiシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）への投資の妥当性、あるいは全般的な市場のパフォーマンスを追跡するS＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）の能力に関して、明示または黙示を問わず、いかなる表明または保証もしません。指数の過去のパフォーマンスは、将来の成績を示唆または保証するものでもありません。S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）に関して、S＆P Dow Jones Indicesとブラックロック・ジャパン株式会社との間にある唯一の関係は、当指数とS＆P Dow Jones Indicesおよび／またはそのライセンサーの特定の商標、サービスマーク、および／または商標名のライセンス供与です。S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）はブラックロック・ジャパン株式会社またはiシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）に関係なく、S＆P Dow Jones Indicesによって決定、構成、計算されます。S＆P Dow Jones Indicesは、S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）の決定、構成または計算においてブラックロック・ジャパン株式会社またはiシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）の所有者のニーズを考慮する義務を負いません。S＆P Dow Jones Indicesは、iシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）の価格および数量、またはiシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）の発行または販売のタイミングの決定、もしくは場合によってはiシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）が将来換金、譲渡、または償還される計算式の決定または計算に関して、責任を負わず、またこれに関与したこともありません。S＆P Dow Jones Indicesは、iシェアーズ　S＆P 500 米国株 ETF（為替ヘッジあり）の管理、マーケティング、または取引に関して、いかなる義務または責任も負いません。S＆P500®（TTM、円建て、円ヘッジ）に基づく投資商品が、指数のパフォーマンスを正確に追跡する、またはプラスの投資収益率を提供する保証はありません。S＆P Dow Jones Indices LLCは投資または税務の顧問会社ではありません。免税証券のポートフォリオへの影響や特定の投資決断の税効果の評価は、税務顧問会社に相談してください。指数に証券が含まれることは、S＆P Dow JonesIndicesがかかる証券の売り、買い、またはホールドの推奨を意味するものではなく、投資アドバイスとして見なしてはなりません。
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