ついつい当てはまっているかも?
お金がない・貯まらない4つの貧乏タイプ
提供元:Mocha(モカ)
「お金貯めたーい!」そういつも思っているのになぜか貯まらない。お給料だってそんなに悪くないし、贅沢もしているわけではないのに貯まらないんですと言って相談に来る人が多いのです。
そこで、よくよく支出チェックしてみると貯まらない理由があるんです。今回、その4つのタイプの人をご紹介しましょう。
お金がない・貯まらない貧乏タイプ(1):ストック貧乏
ストック貧乏の人は、支出を見てみると、どう考えても使い切らない短いスパンで同じ消耗品を買っていたり、一度にたくさん同じものを買っていたりします。なぜ?と質問するとストックがないと必要な時になくて困るからといいます。
しかし、今はネットで購入もできるし、なくなる少し前に買えばそんなに困らないのにと疑問に思います。場合によってはなくなっても1つストックがあれば十分なはずなのに3つも4つもストックを持っていたりします。過去にはBOXティッシュを50個もストックしている人にも出会ったこともあります。
また、安いとまとめ買いしたくなるのもこのタイプの人です。つい、今買わないと損と思ってしまうようです。結局、ストックを使い切れず、ごみにしてしまったり、安いと思いきや後でさらに安くなったりなどという事が起こるのです。
つまり、あとで使うからといっても結果的に使わなければお金の無駄、あとで買った方が安かったらお金の無駄なのです。
お金がない・貯まらない貧乏タイプ(2):自分へのご褒美貧乏
私の周りでやたら、「頑張った自分にご褒美!」と言って買い物したり、ちょっと高い食事を頼んだりする人がいます。こんなフレーズ良く聞きます。
もちろん、自分へのねぎらいは必要です。例えば、「○○ができたら○○を買う」は、そう頻繁でないのであれば確かに自分のモチベーションアップにつながるので賛成です。
しかし、このタイプは、「自分へのご褒美」が頻繁で、実はこのフレーズを無駄遣いの言い訳として都合の良いように使っているようです。つまり、衝動的に買い物したくなったり、ちょっと贅沢な外食をしたりするときに、言い訳としてこのフレーズを使っているのです。
ちょっと、お金を使いすぎだよなと自分でわかっているのですが、どうしても欲しいという衝動に駆られると、このフレーズを使い罪悪感を打ち消しているのではないでしょうか?これを繰り返していたら貧乏一直線ということになります。
お金がない・貯まらない貧乏タイプ(3):新しいもの好き貧乏
「日本初!」とか「新機能搭載!」とか「今流行りの!」というとつい飛びついて手に入れる人っていますよね?まだ誰も持っていない、そうなるとすぐに取り入れたいと思ってしまうようです。良く言えば流行に敏感なのですが、周りが手に入れる前に自分が先取りすることで優越感に浸ることが好きなのかもしれません。
もちろん、新しいものを手に入れてしっかり活用するのなら良いのですが、案外お蔵入りなんてことも多いようです。
また、買い替えも同じことが言えます。これまで持っているものでも事足りるのに、新商品が出ると、つい古いものが色あせて見えてしまうようです。このタイプは、新しいものが好きだけど、どうも飽きっぽいという面も持っているようです。
買う前に本当に必要か、自分に似合うか、同じようなものを持っていないかをしっかり考えないと、これまた無駄使いになり貯められるはずのお金が貯められないことになります。
お金がない・貯まらない貧乏タイプ(4):会費貧乏
興味があって年会費を支払って会員になったけど、活用したのは最初だけで今は活用していないことってありませんか?しかも、年会費の案内をうっかり見落として、年会費が引き落とされてしまったという場合もあるのではないでしょうか?
中には年会費がそれほど高くないため、引き落とされていることすら忘れているなんて人もいるようです。また、お付き合いで加入した会がやめづらくて、何か所も参加していないのに会費を払っている人もいます。
会費ではありませんが、定期購入も同じです。定期購入を止めるタイミングがうまく取れず、在庫がたまってしまうなんてこともあります。
どうもこのタイプ、少々面倒くさがりのようです。活用していないものの会費なら、全く無意味です。この会費や定期購入分を貯蓄に回せば、貯められるのに、本当にもったいないことをしているのではないでしょうか?
散財する前に使う金額をチェックしよう
お金が貯められない人はお金より物や価値に重きを置いて気持ちを重視しているようです。もちろん、それも大切なことですが、理由はどうであれ散財してしまってはお金は貯まりません。
買う時にはいくら手元からなくなるのか、無駄にはならないのか、使うのは一時ではないかなど、自問自答をして、心にブレーキをかけることをしてみましょう。今日の心のブレーキがお金を貯める第一歩になるはずです。
[執筆:ファイナンシャルプランナー 廣木智代]
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