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兜のささやき(Vol.6)廃プラスチック処理業者に注目

提供元:いちよし証券

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日本の株の中心地である兜町―そこには兜神社があり、『株の神様』がいると言われています。そして、その神様が時折、風に乗せ、株にまつわる様々なお話をそっと囁いてくれます。これを我々は「兜のささやき」と呼んでいます。

レジ袋有料化スタート 廃プラスチック処理業者に注目

株の神様から投資の極意を教えてもらっているTさんは、お金の話は社会に出てから大切なので、家族にもその内容をわかりやすく伝えています。今では、奥様のA子さん、一人暮らしを始めた大学生の長女Y、中学生の長男Sも投資に興味を持つようになりました。今日は長女Yも一緒に、夕食のだんらんで投資の話となったようです。

T:7月からレジ袋が有料化になったけど、その影響で困ったこととかある?

A子:うちはもともとマイバッグ推進よ。前にもママ友と話したけれど、海にプラスチックごみを増やしたくないものね。

Y:私は、一人暮らしをしているとレジ袋はごみ袋としても使うから、必要な分はお金を払ってでも購入するようにしているかな。

T:確かにそうだよね。レジ袋ってあれば助かることも多いからね。ところで、「廃プラスチック」って何かわかるかな?

S:プラスチックの廃棄物だから、プラスチックごみのことだよね?

T:そうだね。廃プラスチックにも2種類あって、ひとつはペットボトル、ビニール袋、お弁当の容器や食品を載せるトレイなど、家庭の日常生活から出るもの。もうひとつはプラスチック製品の製造や加工の過程で出るごみや包装資材などの工場や事業所から出るもの。これらをまとめて廃プラスチックと言っているよ。

A子:プラスチック製品は加工がしやすく、現代社会では欠かせないものよね。でも、海を汚していたり環境に悪影響を及ぼすのなら変えていかなければいけないわね。

T:全くその通り。国内の廃プラスチック処理業者には今、大きな変化が起こっているんだよ。これまで日本は、国内で出た廃プラスチックの多くは中国に輸出していたんだ。ところが、中国は2018年1月から、ごみ処理やリサイクルの体制が十分に整っていないとの理由で廃プラスチックの輸入を原則禁止としたんだ。そうすると、どうなるかな?

Y:他の国に輸出するか、頑張って国内で処理するかよね。

T:その通り。もしそれをしなければ、適切な処理をされないまま、海に流れてしまうかもしれない。実際に国内での処理量は増えていて、環境省によると、廃プラスチックの収集運搬、中間処理、最終処分を手掛けるそれぞれの業者では、2018年7月末時点と比べた2019年2月末の処理量が約3~5割の業者で増加したと回答しているそうだよ。

A子:政府もリサイクルの徹底を推進しているし、今、廃プラスチックの処理業者が熱いのね。

T:今だけでなく、これからもね。新型コロナウイルスでみんなの生活の最も身近な存在になっているあの製品も、プラスチック製品だよ。なんだかわかる?

S:何だろう?マスクかな?

T:正解!よくわかったね。家庭用の使い捨てマスクは、ほとんどがポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチックを原料とした合成繊維で作られているんだ。これも適切な方法で処理しないといけないね。

Y:よく道端に落ちているのを見かけるけど、絶対にやっちゃいけないわね。

A子:新しい生活様式の中でも、廃プラスチック処理業者の活躍はますます重要になっていきそうね。

この記事は、いちよし証券ホームページで掲載のコラム「兜のささやき」に公開した記事です。「兜のささやき」では、株にまつわる様々なエピソードをコラムにしてお届けします。最新の記事やバックナンバーは、いちよし証券ホームページよりご覧いただけます。

(提供元:いちよし証券)

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