新規上場ETF・ETNの横顔

2020年10月15日上場

2622:iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)

提供元:ブラックロック・ジャパン

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2020年10月15日に銘柄コード:2622 iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)(2622)
ファンドの特色 この上場投資信託(ETF)は、J.P. モルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス 国内投信用(円建て、円ヘッジ)の動きに高位に連動する投資成果を目指します。投資対象有価証券は、ブラックロック・グループが運用する米ドル建ての新興国の国債に投資する上場投資信託証券、および米ドル建ての新興国の国債とします。
対象指標 J.P. モルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス 国内投信用(円建て、円ヘッジ)
対象指標の概要 同インデックスは新興国の政府および政府機関等の発行する債券から構成されており、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。
計算期間 毎年1月12日~4月11日、4月12日~7月11日、7月12日~10月11日、10月12日~翌年1月11日
(※最初の計算期間は2020年10月14日から2020年1月11日まで)
分配金支払基準日 毎年(1月11日、4月11日、7月11日および10月11日)(年4回)
管理会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社、日本マスタートラスト信託銀行株式会社
売買単位 1口単位
信託報酬 年0.495%(税抜年0.45%)
上場日 2020年10月15日(予定)

新しいETF組成の思い

iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)は、債券投資が先進国から新興国に広がっているニーズに応えるものです。新興国の債券は、先進国と比較して相対的にリスクが高いものの、その分、利回りが相対的に高くなっています。

新しいETFの特徴

米ドル建てエマージング債券は格付が投資適格(BBB格付)未満の債券も含まれています。新興国の景気拡大や先進国の金融緩和はパフォーマンスにプラス要因となる傾向であるものの、一方、新興国の景気後退や財政悪化、先進国の金利上昇はパフォーマンスの悪化につながります。ドル建ての新興国債券を保有しますが、為替ヘッジをつけているため、ドル円の為替変動が低減されます。

連動する指数の特徴

新興国58か国に分散投資され、組入上位5か国は、メキシコ、インドネシア、サウジアラビア、カタール、UAEです(2020年8月末基準)。平均格付けはBB+、投資適格未満のウェイトは4割程度になります。

連動指標のパフォーマンス

(出所)ブルームバーグ、2013年12月末を100として指数化、期間2013年12月末~2020年8月末

【対象指数の利回り】

(出所)ヘッジコストは3ヶ月物フォワードを用い、米ドルの対円レートから概算を表示しています。上記は、弊社が、本資料作成日現在、入手可能なデータ・情報に基づき分析・検証を行ったものであり、将来の市場の動向及び将来のパフォーマンス等を保証・示唆するものではありません。

投資家の皆さまへ

世界の債券ETF残高は、2020年8月末基準で150兆円を突破しており、ETFは日経225やTOPIXのような株式だけでなく債券投資にも活用されることが増えています。東証上場ETFにおける、「iシェアーズ東証上場 債券ETFシリーズ」は、2000円台から投資することが可能ですので、これを機にETFでの債券投資をご検討いただければ幸いです。


【参考情報】

● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2622/T、Bloomberg:2622 JT Equity、Refinitiv:2622.T
(対象指標)
Bloomberg:JPEIHJPT Index

● 対象指標の算出要領
https://www.jpmorgan.com/country/US/en/jpmorgan/investbk/solutions/research/indices/composition_docs

※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)(以下、「本金融商品」といいます。)は、いかなる形においてもJPMorgan Chase & Co 又はその関連会社(以下、総称して「JPモルガン」といいます。)によってスポンサー、販売又は推進されるものではありません。JPモルガンは本金融商品の組成、本金融所品の提供のタイミング、本金融商品のプライシング又は本金融商品の運営の一切に参加しておらず、またこれらに関して責任を負いません。JPモルガンは本金融商品の実施、マーケティング又はトレーディングに関して何ら義務又は責任を負いません。本資料中のJ.P. Morgan Indexes(以下、「本インデックス」といいます。)に関する情報(本インデックスのレベルを含みますがこれに限られません。)は、情報の提供のみを目的としております。JPモルガンは、本インデックスに関して提供される情報の完全性及び正確性を保証するものではありません。本インデックスはJPモルガンが独占的に所有するものであり、本インデックスに関する一切の権利はJPモルガンに帰属します。本資料のいかなる記載内容も本金融商品を含む金融商品の提供又は売買の勧誘を構成するものではなく、また、取引の正式な確認又は本インデックス若しくは本金融商品の評価額又はプライスの確認でもありません。本資料のいかなる記載内容について、JPモルガンによる投資戦略の推奨又は法務、税務、会計上の助言をなすものと解釈されてはなりません。金融商品一般への投資、本金融商品への具体的な投資、金融市場において本インデックスが投資機会を追跡する能力又は本インデックスの目標達成能力等を含む本インデックス又は本金融商品について、JPモルガンは何ら明示又は黙示の表明又は保証を行うものではありません。本インデックス及び本金融商品の商品性又は目的適合性に関して、JPモルガンは何ら保証をしないことを本記載をもって明示します。JPモルガンは、JPモルガンインデックスを決定、組成及び計算するにあたり、発行体、本金融商品のスポンサー、投資家、契約の相手方その他の者の 要望を考慮する義務を負いません。本金融商品のタイミング、プライス若しくは数量又は本金融商品の償還の際に適用される計算式又は本金融商品に関連する対価の決定についてJPモルガンは何ら参加しておらず、責任を負いません。 前記を何ら制限することなく、JPモルガンは、目論見書その他本インデックス又は本金融商品に関する資料の中の記述やプライシングの誤記に関連するものを含むあらゆる直接、間接、特別、懲罰的、派生的その他の損害(逸失利益を含む)に関していかなる者に対しても何ら責任を負いません。また、JPモルガンは関係資料に含まれるエラー等に関していかなる者に対して助言する義務を負いません。
JPモルガンの事前の書面による同意が無い限り、本インデックスの複製、使用又は配布は禁止します。JPモルガン及びJPモルガンインデックスの名称はJPモルガン及びその関連会社のサービスマークであり、一定の目的のために利用する限りにおいてブラックロックに利用許諾しているものです。本有価証券、商品若しくはファンドの買主、売主、保有者及びその他の者は、JPモルガンからの許可の必要性をJPモルガンと事前に確認しない限り、本金融所品その他の金融商品をスポンサー、推奨、勧誘、推進する目的でJPモルガンの称号、トレードマーク又はサービスマークを利用し又はこれに言及することを禁止します。JPモルガンの事前の書面による許可が無い限り、いかなる者もJPモルガンとの提携・協力関係を主張することを禁止します。信用できると思われる情報源から情報を取得していますが、JPモルガンはかかる情報の完全性又は正確性を保証するものではありません。当情報の著作権は、JPMorgan Chase & Co.(ジェー・ピー・モルガン・チェース・アンド・カンパニー)に帰属します。

用語解説

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