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膠着相場で役に立つ相場格言

提供元:SMBC日興証券

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日経平均株価はここ3年ほど、24,000円を超えた辺りを上限に、下値は何度か20,000円割れを繰り返してきました。

そして再びここにきて、上限辺りの24,000円に迫りつつある相場展開となってきました。

S&P500指数やナスダック総合指数はハイテク中心に買われて史上最高値を付けましたが、米大統領選挙や米中対立激化などの不確実性の高まりを背景に一旦調整を余儀なくされています。

日本の株式市場は、米国株式相場の調整ほど下押ししにくい状況が継続しています。足元では新型コロナワクチンの開発が進んでいると報じられる中で、ドルの買戻し円安ベクトルが働いている点も、日本株式のサポート要因ですが、菅新政権が発足し、一部には即解散総選挙とまで言われています。選挙はその後の政権運営に対する期待先行で過去の株価パフォーマンスは、プラスに寄与しているという傾向があり、こうした期待感からも日本株はしっかりした地合いにあると言えます。

もし、解散総選挙が行われ、日経平均株価が2018年10月の高値24,270円を超えるようであれば、「保合い放れにつけ」という相場格言が指摘する通り、短期的に一気に上昇するシグナルともいえ、パフォーマンスが出やすくなるということですので、注目しておきたいと思います。

実は、米ドル建てで見た日経平均株価は222ドルを超えてきており、おおよそバブル直後の30年ぶり水準まで上昇してきており、ここ数年の上値抵抗線を超えた状態にあり、円建てでも同様に上値抵抗線を上抜けてくる可能性も否定できません。

目先的には、どちらが勝つのか接戦状態とも言える米大統領選挙やそれに伴う米中対立激化の流れもあり、株式市場は不確実性の高さからやや控えめな展開にあるとも言えます。

市場が示す通り、目先的には確かに、弱含みやすいものと考えられますが、こうした材料についても結果が出て明確になれば、「悪材料出尽くしは買い」という格言通りになってくると考えられます。

足元で投資が控えられていたのなら、投資再開とともに相場は上がりやすくなるというものです。もちろん次のリスク要因が立ちふさがるのかもしれませんが、それまでの間は投資のパフォーマンスを期待したいものです。

皆さまの御投資に大いなるリターンがございますようにお祈り申し上げます。

(SMBC日興証券 別可夢)

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