「投資INSIDE‐OUT」

休むも相場~相場のこころ(4)~

提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント

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「投資INSIDE-OUT」~相場のこころ~では、相場に向き合う心構えについて考えていきます。

冷静に判断するには?

投資をしていて上手くいかないと思うことはありませんか?売った後に上昇し、買った後に下落するなど、やることなす事ことごとく相場の逆を行ってしまうような場合、どうすれば良いのか考えてみましょう。

対処法は3つ考えられます。

まず1つ目は、あくまでも自分は正しいとの立場を貫き、下がっても買い続ける方法です。これは、必ずしも上手くいく訳ではなく、疑心暗鬼の中で精神的にもきつい状態が続くことになる可能性もあります。

2つ目は、自分の間違いを認めて、反対売買をする方法です。損失を増やさないという意味では大切ですが、どうしても短期志向に陥りがちです。精神的に落ち着かない中、一生懸命売買する割には成果が乏しいといった結果に終わるかも知れません。

3つ目は、一旦相場から離れて様子を見る方法です。相場で上手くいっていない時は視野が狭くなり、柔軟な考え方が出来なくなっているものです。相場から離れることで、ひとまずストレスから解放され、冷静さを取り戻せる可能性は高まります。そうすればいいアイディアも浮かんでくるのではないでしょうか。

1973年に運用を開始し、10年間で40倍程とも言われる高いリターンを出したことで有名なヘッジファンド、「クォンタム・ファンド」で伝説の投資家になったジム・ロジャーズ氏も、何もせず時々やってくるチャンスを焦らずに待つということの重要性を説いています。

成功する投資家とはその時間ほとんどを何もせず、ただ待っているものだ。
お金が落ちてきたら拾いに行く。それまでは待つだけで何もしない。
これこそあるべき投資なのだ。
ジム・ロジャーズ

投資が上手くいかない場合はあまり無理をせず、まず精神の安定を優先させるために、3つ目の方法を試してみてもよさそうです。

精神的に追い詰められた時は、良い判断ができない可能性があります。「休むも相場」です。

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(提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント)

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