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ディフェンシブセクターの割合が大きい

スイス株式への投資

提供元:UBS ETF

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近年、スイス株式は日本株式より良好な投資リターンを示す

近年のスイス株式、米国株式及び日本株式の投資リターンを比較してみると、スイス株式は米国株式に対しアンダーパフォームしていますが、日本株式に対してはアウトパフォームしています。

直近1年の投資リターンは、スイス株式(MSCI スイス 20/35指数)が+26.68%、米国株式(S&P 500指数)が+38.15%、日本株式(日経平均株価指数)が+6.65%となっています(出所:ブルームバーグよりUBS証券作成。データはネット・トータルリターンで日本円、月次ベース。2021年11月末時点。尚、これらのデータは過去の実績を参照しており、将来の運用成績を保証するものではありません)。

スイスの経済・企業を取り巻く環境

2020年、新型コロナウイルスのパンデミックにより、スイス経済を含め、大きな痛手を受けた欧州経済ですが、2021年以降、欧州経済は回復局面に入っています。

IMF(国際通貨基金)の「2021年10月 世界経済見通し」では、スイスに関しては、実質GDPの成長率を2021年は+3.7%、2022年は+3.0%と予測しています。

また、スイスの最大輸出先地域であるユーロ圏(約44%を占める)に関しては、2021年は+5.0%、2022年は+4.3%と予測しています。

スイスの輸出の約18%を占める米国に関しては、2021年が+6.0%、2022年は+5.2%と予測し、スイスの輸出の約4%を占める英国に関しては、2021年が+6.8%、2022年が+5.0%、そして、スイスの輸出の約3%を占める日本に関しては、2021年が+2.4%、2022年が+3.2%と予測しています。

このように、先進国経済、特に欧州経済が回復局面にある中、スイス企業の売上・業績の押し上げ要因になっていると考えられます。

スイスフランの為替動向(対日本円)

日本円をベースに外国株式へ投資する際、日本円と投資対象先の通貨との為替動向は、投資パフォーマンスに影響を与えます。

近年、日本円はスイスフランに対して緩やかな「円安」基調ですので、投資パフォーマンスにおいてはプラス要因の状況にあります(為替ヘッジを行っていない場合。円高基調の時には投資パフォーマンスのマイナス要因となります)。

スイス株式指数の特徴

スイス株式指数である、MSCI スイス 20/35指数の特徴としては、保有銘柄数は40となっており、保有上位10銘柄にはロシュ・ホールディングやノバルティスといった医薬品関連企業が含まれ、米国株式(S&P 500指数)や日本株式(日経平均株価指数)と比較すると、ヘルスケアセクターのウエイトが高くなっています。

また、食品関連企業であるネスレが保有比率の最上位となっており、生活必需品セクターのウエイトも高く、ディフェンシブセクターの割合が大きくなっています。

直近3年の年率標準偏差が12.74%と、米国株式(S&P 500指数)の18.49%、日本株式(日経平均株価指数)の18.50%と比較すると、株価の変動率が小さくなっています(出所:MSCI、S&Pダウ・ジョーンズ、日本経済新聞社、ブルームバーグよりUBS証券作成。データはネット・トータルリターンで現地通貨ベース。2021年10月末時点。尚、これらのデータは過去の実績を参照しており、将来の運用成績を保証するものではありません)。

国際分散投資を推進する上で、ディフェンシブセクターの割合の高いスイス株式への投資を通じ、ポートフォリオの多様化が期待できます。

東京証券取引所(東証)には1銘柄のスイス株式ETFが上場していますので(2021年12月6日時点)、東証に上場しているスイス株式ETFのベンチマークの特性やスイス経済・企業の状況を理解し、東証上場のスイス株式ETFのご活用を是非、ご検討ください。

◆スイス株式を投資対象とする東証上場ETF
1391 UBS ETF スイス株(MSCI スイス 20/35)

 

(提供元:UBS ETF)

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