プロが語る!資産形成のすゝめ

債券ETFも負けていない

外国株式ETFのその後(2021年末)

提供元:ブラックロック・ジャパン

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今から約半年前の寄稿において、我々は外国株式へ手軽に投資が可能な手段のひとつとして、外国株式ETFがあり、そしてその市場規模が拡大傾向にあることをお伝えしました。

日本株式のように手軽に取引可能な外国株式ETFについて学ぼう

今回の寄稿では、その後、外国株式ETFの市場規模はどのように変化したかをお伝えし、投資家の皆様に現状をご覧頂きたいと思います。

拡大が続く外国株式ETF

図1をご覧ください。黄緑色の棒線は、東京証券取引所に上場している外国株式に連動するETFの純資産総額の推移を表したものです。規模を表す純資産残高が半年前と比較して、引き続き拡大傾向にあることがお分かり頂けると思います。

出所:ブルームバーグよりブラックロック作成、2016年1月から2021年11月

続いて図1の黄色の折れ線をご覧ください。こちらは外国株式ETFの純資産残高に占める米国株式に連動するETFの割合を表したものになります。

折れ線をご覧頂くと、外国株式ETFの純資産残高に占める米国株ETFの割合が非常に大きく、その割合も増加傾向にあることがお分かり頂けるかと思います。

つまり、外国株式ETFの拡大傾向を牽引しているのは、米国株式市場を代表するS&P500等の指数に連動する米国株式ETFということが言えるかと思います。

債券ETFの市場も伸びている

投資の世界で株式と比較されることが多い資産には債券があります。日本国内には外国株式ETFのみならず、債券ETFも数多く上場しています。

では、債券ETFの市場規模はどのようになっているのでしょうか。それを端的に表したのが下の図2になります。

出所:ブルームバーグよりブラックロック作成、2021年11月末時点

黄緑色の棒線は、東京証券取引所に上場している債券に連動するETFの純資産総額の推移を表したものです。外国株式ETFと同様、規模を表す純資産残高は拡大傾向にあることがお分かり頂けると思います。

外国株式ETFの人気の高まりもあり、債券ETFの存在があまり目立っていないように思われるかも知れませんが、実は債券ETFの市場も着実に成長を遂げ、以下債券ETFの特徴が投資家の皆様に徐々に認識されつつあると考えられます。

<債券ETFの特徴>

①少額から投資ができる
②複数の債券に分散投資ができる
③株式と同様に手軽に投資できる

国内に上場する債券ETFのラインナップも拡大中

外国株式ETFに加え、債券ETFもその利便性が投資家の皆様に支持され、図2でご覧頂いた通り、債券ETF市場も拡大を続けています。

また、債券ETF市場の拡大とともに、様々な種類の債券ETFに対するニーズも顕在化してきており、ブラックロックでは、そうしたニーズを汲み取り、投資家の皆様の資産形成に資する債券ETFのラインナップの拡充に努めています。

その結果、東証に上場している債券ETFの銘柄数及び残高は、ともに国内でNo.1となっています(表1)。

※東京証券取引所ウェブサイト、各運用会社ウェブサイトよりブラックロック調べ、2021年12月23日時点

出所:ブラックロック、2021年12月23日時点
投資するETFの投資比率や報酬率が変更になる可能性があり、実質的な負担についても変動することがあります。詳細は、各ETFの目論見書をご参照下さい。

なお、ブラックロックでは、外国株式ETF、債券ETFをはじめ、ETFに関するウェブサイトをご用意しています。この機会にぜひご覧ください。

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/ishares/tse-series

今回お伝えした内容が皆様の資産形成の一助となれば幸いです。

(提供元:ブラックロック・ジャパン)

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