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第14回 積立投資のゴールって?

提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント

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Q 積立投資のゴールって?

A セカンドライフの生活資金からゴール設定しよう!

スミタさん:資産形成するために、積立投資からスタートしよう!とよく言うけど、どのくらいの期間、いくら積立すればいいのかしら?

タムラさん:資産形成を始める必要性とかの話はよく耳にするけど、積立投資の目標金額(以下ゴール)についてはあまり言われていないよね?悩んじゃうな。

スミタさん:何を基準に自分のゴールを考えたらいいの?教えて!AI-Sensei !

代表的なのが、「セカンドライフの生活資金」を基に積立投資のゴールを設定することだよ。

人生100年とすると、65歳で定年を迎えたとして、あと35年間もあるよね。だから、積立投資のゴールを決める時は、(1)自身が65歳までの間に積立投資をどのくらい行っていくか、と(2)65歳から100歳の間に積立した資金をどのくらい取り崩しながら運用していくのか、を考えなければならないんだ。

例えば、年収が400万円、セカンドライフは現役時代の70%程度の生活水準を実現したいとして、このうち、50%程度は公的年金でカバーできるという前提では、自分自身で準備する金額は、年間80万円(400万円/年×(70%-50%)で、退職年齢が65歳、100歳まで生きるとすると、セカンドライフに必要な資金の総額は2,800万円(80万円/年×35年)になるよね。

じゃあ、退職時までに(1)の積立投資で2,800万円を準備する必要があるの?というと、そうじゃないよ。だって、(2)のセカンドライフ期間も、積み上げた資産を取り崩しながらも、投資を継続することで収益を得ることが可能だからね。

だから、ゴールは、セカンドライフに必要な資金から(2)の取崩期間に得られる収益を引いた金額だよ。それを(1)の積立投資で準備するんだ。

詳しくは、当社YouTubeチャンネル、「ワタシもはた楽 オカネもはた楽 つながる『楽しさ』~始めよう、資産形成」に纏めているよ!是非参考に見てみて、実際に自身のゴールを設定してみよう!早くから始めて投資に慣れて、自分なりのやり方を身につけておけば、セカンドライフも投資を楽しめるはずだよ。

〈さらに、深堀り!〉

最近、新聞等で個人の目標金額や生活スタイルに合わせ、投資を行っていく、「ゴールベースアプローチ」という考え方が取り上げられるようになってきました。徐々に金融機関でも、従来の商品ありきから、顧客が資産形成で目指すゴールに向けた商品を提案していく、「ゴールベースアプローチ」へ見直す動きが広まってきています。

これまでも、投資する前に、マネープラン、ライフプランニングを立てよう、という考え方はありましたが、どのくらいの金額を、どのくらいの期間で投資し補っていくのかについては、あまり言われてきませんでした。

「ゴールベースアプローチ」では、具体的なゴール設定を行い、それに向け、投資計画を立てることが可能になります。自身の積立金額と、積立期間を明確化し意識することは、家計規律を整え、将来のお金の不安を軽減してくれるのではないでしょうか。

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(提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント)

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